一匹の鳥が巣から飛び立ちました『わたしのいえ』


 

*わたしのいえ*
 カーソン・エリス・作
 木坂涼・訳
 偕成社 2016年出版
 


散歩をする時の私の楽しみは建物を眺めること(^^)

家々を眺めながらどんどん歩いていると
あれ?何を考えていたんだっけ?というくらい頭の中がスッキリしてきます☆

出っ張った部分は何の部屋?
中二階のような部分、気になります。

その小さな窓からは何が見えますか?

などなど怪しさ満点、独り言は尽きません。


この絵本の中には
いい意味で期待を裏切る様々なが登場します。

宮殿が出て来たと思ったら
物語の中のおばあさんの家が出てきたり。

現実の家だけでなく空想も広がります。

そして何度も眺めているうちに
一冊の中に大きな繋がりが見えてます。


最後、作者の家にたどり着くのですが

それまでに紹介されていた家々のモチーフが
作家の部屋のあちこちに隠れていることに気付くのです。

自由に飛ぶのように
彼女の心はこのお家の中でいろんな世界を旅していたんですね。


「あなたの いえは どこ?

どんなふうな おうちかな・・・」

ラストは読者に問いかけられます。

頭の中では地球儀がクルクルッと回るよう。


落ち着いたグレーの色調がおしゃれな一冊でした。

よし、今日は散歩をしよう。
住んでいる建物をぐるっと見てみよう。(外に出るだけ?!)

それでは今日はこの辺で。よい一日を。sono


テーマ: 絵本 | ジャンル: 本・雑誌
Tag:

それは特別なおいしさ自然の恵み『干したから・・・』


 

*干したから・・・*
 森枝卓士・写真・文
 フレーベル館 2016年出版
 


今年の初めくらいから
ナッツとドライフルーツを適当に食べています(^^)

今や干しぶどうひとつとっても
いろんな色や大きさのものが並んでいて目移りするほど。

昨日はちょっと奮発して
いちじくとプルーンもゲットしてきました。

体にどうプラスになっているのか本当のところは分かりませんが、
空腹時にもぐもぐするとなんとなくほっとします。

そしてこの絵本を読むと
俄然、干した食べ物を体に取り入れたくなってきます!


どうしてしわしわになるの?

どうして干すの?

干したら何が変わるの?

ちょっとギョッとするような食べ物も含め
世界中のいろんな干し物を写真で見ることができます。

最後のページには食卓の写真が。

ご飯にお味噌汁、海苔と梅干、切り干し大根の煮物、春雨サラダにめざし。

ふむふむ。

お味噌汁の中には高野豆腐とワカメも入っているし・・・

あぁ、これはぜ~んぶ干した食べ物ですね!


私たちの食卓が、いかにいろんな生き物や太陽や風、
そして人の知恵に支えられているかに気付かされます。

保存のために生まれた「干す」という方法ですが
特別なおいしさが増すあたり、

私の体の中でもいいことが何倍にも膨らんでいそう。期待大です♪


さて、今夜の夕飯は故郷の干物塩サバの開きにしよう。

自然の恵みに感謝です!

それでは今日はこの辺で。よい一日を。sono


テーマ: 絵本 | ジャンル: 本・雑誌

世界が広がるWESLANDEA『ウエズレーの国』


 

*ウエズレーの国*
 ポール・フライシュマン・作
 ケビン・ホークス・絵
 千葉茂樹・訳
 あすなろ書房 1999年出版
 


次はどんな発明が生まれるのか。

どんな新しい出来事が起こるのか。

粘土でもこねて、
手の中から見たことないものが生まれてくるような
そんな喜びを感じられる一冊です。


主人公のウエズレーは、
ちょっとかわっていてみんなから仲間はずれにされている男の子。

でも、大丈夫。
彼は素晴らしい才能の持ち主です!

学校で学んだことを生かして
「じぶんだけの文明」を作ることをひらめきます。

まずは不思議な西風に運ばれてきた作物のを庭で育て始めます。

実は食べて、
茎は機能的なオリジナルの帽子や服になりました。

一日を八つに分けるという自分だけの時間も考えだし、

その庭を「ウエズレーの国」と名付けます。

独自の言語もあみだしますよ!


ウエズレーの行動や工夫は突拍子もないようで

ワクワク。

なぜかどんどん自由になっていく感覚を教えてくれる絵本です。

いつもポジティブで
自分のひらめきにまっすぐなウエズレーに乾杯!!

風の先、ずっと遠くに目を向けている表紙も頼もしくさわやかです。

それでは今日はこの辺で。よい一日を。sono


テーマ: 絵本 | ジャンル: 本・雑誌

あぁ幸せ。おなかいっぱい食べたくなるよ『ごはん』


 

*ごはん*
 平野恵理子・作
 福音館書店 2015年出版
 


GWはご飯の量を気にせずモリモリ食べていた夫。

体重増加を内心ビクビクしていた私ですが・・・

自己申告によりますと
わずか1キロアップだったそう。本人大喜び。

気になっていたシルエットは
私の目の錯覚だったのでしょうか。

大好きな人たちと
おいしいご飯をたくさん食べて笑って、

1キロ以上の
収穫があったGWでした☆


炊き込みご飯、
外国のご飯、
おむすび、お茶漬け・・・

一言で「ごはん」と言っても
確かにいろんなご飯料理がありますね。

この絵本の中には
それはそれはおいしそうなご飯がたくさんでてきます。

見開きに12種類以上のご飯が並びますよ。

一皿一皿眺めていると
口の中にあの味この味が広がってきます(^^)

まだ食べたことがないメニューには興味をそそられました。

お皿やどんぶりのもかわいいな。


こうやって眺めてみると
ご飯はパワーの源ですね。

見ているだけで元気がでてきますし、

やさしい絵の雰囲気もあいまって
とっても幸せな気持ちになりました♪

寝る前に見るのはちょっと危険そうですが、楽しく味わってみてください(^^)

それでは今日はこの辺で。よい一日を。sono


テーマ: 絵本 | ジャンル: 本・雑誌

あっちでもこっちでも芽をだすよ『すみれとあり』


 

*すみれとあり*
 矢間芳子・さく
 森田竜義・監修
 福音館書店 1995年出版
 


GW前半に熊本県の阿蘇にある月廻り公園に行ってきました。

そこには広大な緑の芝公園が広がり、
阿蘇の山々がそれはそれは大らかに連なっていました。

とても晴れていて
風も心地よく

緑に癒され
青空を見上げて

ぐ~んと背伸び。深呼吸。

絶景のパノラマに胸が熱くなっていたら

足元に濃い紫色のスミレを見つけました。

芝の隙間をよく見ると
あちこちに小さなスミレが咲いているではありませんか。

芝の緑に隠れながらも
一層グリーンを際立たせるように咲く紫のスミレはとてもきれいでした。


今日ご紹介する絵本は、

コンクリートの割れ目にも石垣の隙間にも咲くスミレと
種を運ぶアリの様子を観察できる一冊。

なぜかな?どうしてかな?
と問われているうちに

小さな生き物たちの世界を
ひたすら眺めていた子どもの頃の気持ちを思い出しました(^^)


親のスミレから遠く離れた場所でも立派に花を咲かせるスミレ。
それを助けるアリ。

身近な科学の世界と思いきや

あの頃には気付かなかった自然界のまっすぐな友達関係も見えてきて
なんだかぐっときました(^^)


公園に咲いていたスミレの周りにも
せっせと働くアリたちがいたのでしょうね。

想像していたらあの広大な月廻り公園が宇宙のように思えてきました。ふふふ。

それでは今日はこの辺で。よい一日を。sono


テーマ: 絵本 | ジャンル: 本・雑誌
Tag: 自然