ぼくがジローでジローがぼく『ジローとぼく』


 

*ジローとぼく*
 大島妙子・作
 偕成社 1999年作
 


大島妙子さんが描かれた絵本は以前1冊紹介しています。

何度でも飛んでいくよ『ケンケンとびのけんちゃん』

明るくて朗らかでユーモラス。

表紙からは扇風機の音が聞こえてきて、
スイカやアサガオからは夏休みを連想しました♪


犬のジローといつも一緒に寝ているぼく。

中表紙には、
小犬のジローを抱きかかえて眠るぼくの姿が描かれています。

ページをめくると・・・

ド~ン!

ジローがぼくと同じぐらいの大きさになっています!

この1ページの一瞬の変化にはノックアウト。

図書館で手に取り、迷わず借りてきました(^^)


表紙の黒抜きの形
この絵本のキーポイントなのですが・・・

それは見てのお楽しみ☆


小型犬ならまだしも、現実に犬と一緒に寝ている子どもがいたら
それはそれでいろいろ問題かな?

でも、いつもの生活の中から始まる物語には愛着がわきやすく、
毎日見ている景色が少し変わって見えてきそうです。

それでは今日はこの辺で。でっかくいこう!よい一日を。sono


裏表紙は必見!!

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どろんこ大好き楽しいんだもん『どろんこハリー』


 

*どろんこハリー*
 ジオン・ぶん グレアム・え
 わたなべしげお・やく
 福音館書店 1964年出版


友人の子どもたちと海へ。

まるでハリーのように、何でもへっちゃら。
裸ん坊ではしゃぐ子どもたちが眩しくて
かわいくて、たくさん元気をもらってきました☆

青い海、青い空、カラフルなパラソル、かき氷。

完全防備で夏を満喫(笑) 楽しかったです!


ハリーはお風呂が大嫌い。
ブラシを隠して家を飛び出します。

どろんこ、ルンルン、上機嫌で遊んで回るハリー。

黒いぶちのある白い犬なのに
そのうち白いぶちのある黒い犬になってしまいました(^^)

真っ黒になったハリーは家族に気付いてもらえず大ピンチ。
あの手この手でハリーアピールをします

最後は強行突破!
隠していたブラシをくわえて自らお風呂へ!

子どもたちに洗ってもらって、やっと家族に分かってもらえました。


うれしそうに眠っているハリーの絵を見ていたら
一緒に遊んだ子どもたちの寝顔が浮かんできました。

海の夢でも見て、ぐっすり眠っているんだろうな。

思いっきり遊んで笑って食べて
夏休みの思い出をたくさん作ってね。

それでは今日はこの辺で。続編はうみべのハリー☆よい一日を。sono
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掘るよ掘るよどこまでも『サムとデイブ、あなをほる』


 

*サムとデイブ、あなをほる*
 マック・バーネット文 ジョン・クラッセン絵
 なかがわちひろ訳 
 あすなろ書房 2015年出版


この表紙、大人っぽい色合いですよね。
イラストや文字の位置、贅沢な余白も見逃せないおしゃれな作品です。

おじいちゃんの家の庭で穴を掘ることにしたサムとデイブ。
犬ちゃんも一緒についてきます。

「すっごいものをみつけるまで」掘ることにした二人は
下へ下へ。
下がだめなら横へ横へ。

なかなか「すっごいもの」は出てきません。

犬ちゃんの視線がポイントですよ(^^)

二人は疲れて穴の中で眠ってしまうのですが、
付いてきていた犬ちゃんが足元をココホレワンワン(笑)
掘りすぎちゃった?

あら?
あららら・・・
みんな落ちてく落ちてく・・・

方向感覚が変になります。今どこ?どっち?

おじいちゃんのお庭の地面にどすんと落ちて、はい、おしまいです。

えええ?不思議。どうしよう。

文章で教えてくれないけれど、なーんか隠されているような感覚に陥って・・・
また絵本を開いてみました。

よーく見ると、はは~ん見つけたぞ!

元いたおじいちゃんのお庭と最後に辿り着いたお庭の様子、少しずつ違うじゃありませんか!
でもいったいここはどこなの?

この絵本を教えてくださった司書さんはボソッと
「パラレルワールドだね。」と言って去って行きました。

おぉぉぉ、なるほど。
日常の中に並行してありそうな世界。ですね。深い!!


小さい頃は私もよく砂場で遊んでいました。
掘りたい、掘ったら何がでてくるんだろう、どのくらい掘れるのかな・・・

穴掘り物語は当時の楽しい砂場遊びを思い出し、大人の感覚は迷宮へ(^^)

それでは今日はこの辺で。ちゃんとここに帰ってこれますようにー。よい一日を。sono
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