コケ、コケコッコー☆『ケイゾウさんは四月がきらいです。』


 

*ケイゾウさんは四月がきらいです。*
 市川宣子・さく
 さとうあや・え
 福音館書店 2006年出版
 


図書館では時間をかけて
ゆっくり本を選ぶ派です。

グッとくるものに出会えないと
どれを開いてみても面白くないなという日だってあります。


あぁ、今日もパッとしないなっと思っていた日、

コロコロコロ・・・と

一人の少女がカートを押しながらやってきました。

慣れた手つきでサクッサクッと本をカゴに入れているではありませんか。

ジャケ買いならぬ背(表紙)借り。

そうか、
私にはこれが足りなかった!

選好みしていては
楽しい本に出会う可能性を狭めてしまうではないか。

その日から私は
占い気分でサクッと選ぶ本も加えることにしました♪


今回のチョイスはこちら。
『ケイゾウさんは四月がきらいです。』

ケイゾウさんとはなんとも古風な名前です。
どんな人だろうと想像していたら・・・

「ケイゾウさんはにわとりです。」の出だし!ハハハ!

大吉です。

ケイゾウさんが嫌いなものが
十個、章ごとに書かれてあってとっても笑えますよ(^^)

偏屈で口が悪く、頑固者。でも憎めないケイゾウさん。

児童書ですが全ページにカラーの挿絵があり
たまらなくかわいいです☆

いつも眺めていたいケイゾウさんでした。

それでは今日はこの辺で。コケ、コケ、コッコ!よい一日を。sono


月刊雑誌『母の友』に時々掲載されていたお話だそうです
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てのひらサイズの宝物『ピーターラビットのおはなし』


 

*ピーターラビットのおはなし*
 ビアトリスク・ポター・さく・え
 いしいももこ・やく
 福音館書店 1971年出版
 


週末、クイズ番組でピータラビットが取り上げられていました(^^)

たまたま図書館で借りていた
『ピータラビットの世界へ』の著者河野芳英氏も出演されていてびっくり。

河野氏が運営委員もされている「ビアトリクス・ポター資料館」の様子も見ることができましたよ。

そこにはピーターラビットが広く世に知られる前に作られた
白黒の私家版(自費出版された本)も所蔵されていました!

その私家版は今や世界に10冊ほどしか残っていないとのこと。
大変貴重なものですね。

訪ねたい場所がまた一つ増えました。

▶美術館のHP http://www.daito.ac.jp/potter/index.html


ピーターラビットといえば
多くのグッズにもなっているお馴染みのキャラクターですね(^^)

でもお話を知らないという方、多いのではないでしょうか。

実は私もその一人で、

読むまではシリーズの主人公はピーターラビットで静かなお話だろうと思っていました。

実際は・・・

それぞれの本に
それぞれの主人公がいて
掌サイズの小さな本の中で

みんなが美しく生き生きと人生を楽しんでいる絵本でした♪

いや、大はしゃぎしていたと言った方がいいでしょうか(^^)

ウサギに猫、アヒルやネズミ、昆虫たちも・・・
ビアトリクス・ポターのお茶目な人柄も伝わってきます。


1902年に誕生し、もう115年の歴史を持つ古典的な絵本。

どこから読んでも、赤ちゃんに見せてもきっと大丈夫。

当たり前のように世界中に溶け込んでいるこの絵本の奇跡
みなさんにも手に取って確かめて頂きたいです。


9月16日から11月5日まで
名古屋市博物館にて「ピーターラビット展」が開催されるようです。

▶美術展のHP http://www.peterrabbit2016-17.com/

それでは今日はこの辺で。日本では1300万部のロングセラー!よい一日を。sono


クイズは1問しか正解できませんでした。トホホ

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時を経て素敵なプレゼントに『子うさぎましろのお話』


 

*子うさぎましろのお話*
 佐々木たづ・さく 三好碩也・絵
 ポプラ社 1970年出版
 

先日、職場の先輩方とご飯を食べに行きました。

子育ての話題の中でこんな言葉が。

「子どもは平気でうそをつく」

明るく、おもしろおかしくその出来事を話す彼女の瞳の奥が
うるっときていることに気付いて、私はもらい泣きしてしまいました。

子育てって本当に毎日が信じられないようなことの連続なのだなと親心を想像。

つきなみですが、世のお父さん、お母さん、いつもおつかれさまです!


子うさぎの「ましろ」は、
サンタクロースのおじいさんが住む北の国の住人なので
一番初めにプレゼントをもらうことができる子どもです。

しかし、プレゼントを楽しんだら、なんだかもっと何か欲しくなり、

ましろは、黒いうさぎに変身してサンタさんの所へ行くことを思いつきます。


自分は「ましろ」ではないと言い
もう一回プレゼントをもらうことに成功するのですが・・・

あれ?大変!白い毛に戻らない!

こうなったのは自分が嘘をついたからだと心から反省し、

ましろがとった行動は・・・。


作者の佐々木たづさんは、
緑内障で失明された方だということを読み終わってから知りました。

雪の森の静けさ、鈴の響き、ましろの心の変化、
と共に、じんわり、やさしく響いてくる一冊です。

三好碩也さんは猪熊弦一郎氏に師事した画家さんです。
イラストレ―タ―さんやおしゃれさんたちにも人気の高い猪熊氏。

三好さんの線もとてもシンプルでかわいいです!

それでは今日はこの辺で。嘘を打ち明けたら・・・。よい一日を。sono


サンタさん「そうか、そうか」と頭をやさしくなでてくれました
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星と海とおいしいものが大好き『うさぎのさとうくん』


 

*うさぎのさとうくん*
 相野谷由起 さく・え
 小学館 2006年出版
 


かわいい(>_<)
読みながら、絵本のサイズがだんだんと手のひらサイズになっていくようでした。

心の中の小さな部屋に本を読みながら進んでいくような感覚です☆


スイカを味わいぱっと目を開いたら、そこは海の上。
大きなスイカの舟にぷかぷか乗っていたり、

クルミを割ったら、
片方にはパンの棚、もう片方にはコーヒーが湧いていたり。

7つのお話と絵の中に、ほっこりするポイントがいくつもあって
顔がゆるみっぱなしでした。


そして、ちょっと宮沢賢治が私の中でよぎって・・・

あと、もう一つ、
ジブリの森美術館の土星座で上映されている
短編アニメーション「星をかった日」も思い出しました。(HPは こちらから☆


かわいいだけじゃなくて少し切ないような。
静かに宙に浮いていて、ふわふわな物語。


表紙の絵のお話は「そらのまど」。
雨上りの夕方
水たまりを見つけてそのを開けてみたら広がっていた世界です(^^)

絵本の根底に、詩や音楽が流れているようでした。

それでは今日はこの辺で。正式なお名前はさとうはねるくんです♪よい一日を。sono


現在、土星座では「星をかった日」上映中!!
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四季折々の景色と共に『のうさぎにげろ』


 

*のうさぎにげろ*
 伊藤政顕・ぶん 滝波明生・え
 新日本出版社 1979年出版
 


日曜日の夜7時30分からNHKで放送されている
「ダーウィンが来た!」をご覧になったことはありますか?

まさに、あの番組のような絵本でした(^^)


雪山で見事に敵を惑わす走り方

飼いうさぎとは違い
生まれてすぐに動き出せる子どもの特徴。

冬は白く、夏になると茶色に変化する毛並み。


「ちょっと待った~」とヒゲじいがつっこんできそうですが、
(※ヒゲじい・・・番組キャラクター。番組のHPはこちらから☆

これらは、厳しい環境の中で天敵から身を守り
生きていくために発達したのうさぎの生態の一部です。


日本中の野山に生息しているというのうさぎ。

その賢くたくましい姿を見て

昔話に登場するうさぎがいつも利口に描かれている理由も
なんだか分かった気がしました。

絵もとても迫力がありますよ!

それでは今日はこの辺で。生き物の神秘。よい一日を。sono


今夜のダーウィンが来た!は「新入りマングース大いなる野望」!
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