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深呼吸を三つ『グラタンおばあさんとまほうのアヒル』


 

*グラタンおばあさんとまほうのアヒル*
 安房直子・作
 いせひでこ・絵
 小峰書店 2009年出版
 


安房直子さん(1943~1993)の物語を読みたいなと思って
図書館に行ったら
この児童書が目につきました。

30年程前に出版された童話の新装版のようです。

伊勢英子さんのやさしいイラストもなんとも言えず、
これは読書を楽しみ始めた子どもたちの心を
ぐっと掴むに違いないと思いました。


グラタンが大好きな一人暮らしのおばあさん。

小さなレンガの家に住んでいて、

毎日編み物、庭仕事♪

いつも食べるグラタンの中身は日によってエビだったり、しいたけだったり。
卵、じゃがいも、マカロニ、とり・・・(^^)


グラタン皿には
黄色いアヒルの絵が描かれています。

このアヒルこそ物語の主人公。

おばあさんが風邪をひいた時も健気に働く
不思議な力をもったアヒルです☆


しかし、ある日アヒルはおばあさんの所から
刺繍が好きな奥さんの家へ移り、

次は一人でお留守番をする男の子の元へ旅して行きます。


寒い冬の物語ですが、
心がほくほくポカポカ温まる読書時間を過ごすことができました。


安房さんが亡くなられたあと出版された
「安房直子コレクション」は全7巻。

 

各巻に貴重なエッセイも付いているようなので
ゆっくり読んでいこうと思います。楽しみがまた一つ増えました。

それでは今日はこの辺で。よい一日を。sono


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テーマ: 児童文学 | ジャンル: 本・雑誌

最初の角を右に曲がってまっすぐ『おばあさんのひっこし』


 

*おばあさんのひっこし*
 エドナ・ベッカー・作
 神沢利子・山田ルイ・訳
 白根美代子・絵
 福音館書店 1996年出版
 


オレンジ色の絵本の中には
緑がたっぷり。草原が広がります。

洗濯物がゆれていて
さわやかな風も感じられますよ。

ぽかぽかお天気も最高に気持ちのいい一冊です。


おばあさんは猫二匹とロバと牛と一緒に暮らしています。

住んでいる家が古ぼけてしまったので引越しをすることを決めたおばあさん。

荷造りをしてさあ、出発!

見つけた黄色い家におばあさんの気分は上々
猫も牛も気に入るのですが・・・

ロバは小川の水を飲めないことにご立腹。

おばあさんは仕方なくまた引越しをすることに。


しかし次は牛、その次は猫が
それぞれの居心地の悪さを訴えて引越しは続きます。

最後にたどり着いた家には
置き忘れていた目覚まし時計が(^^)

一周して
住み慣れた我が家へ戻って来たというお話です☆

「すてきな りょこうを たのしんだってことさ」


すぐすぐの転勤はなさそうですが、
荷車にぱっと詰めるほどの荷物で暮らしているおばあさんの生活を見ていたら

また物の見直しをしようという気持ちに(^^)

今年も楽しくコンパクトに暮らしていきたいと思います♪

それでは今日はこの辺で。よい一日を。sono


テーマ: 絵本 | ジャンル: 本・雑誌

大好きなお気に入りを読み直す『かさじそう』


 

*かさじぞう*
 瀬田貞二・再話
 赤羽末吉・画
 福音館書店 1961年出版
 


最近、『かさじぞう』というタイトルを見つけては読んでいます(^^)

12月25日が誕生日の叔母に
私の大好きな瀬田貞二氏再話の『かさじぞう』を送ったところ

昔話の中で一番好きだと喜んでもらえて、うれしくて、

私自身も『かさじぞう』の魅力を噛みしめ読み直していました。

以前紹介した記事はこちら。
日本の冬の情景がぎゅっと詰まっている『かさじぞう』


大晦日。
雪をかぶったお地蔵様に売り物の笠と
自分の分までかぶせて家へ帰るおじいさん。
そんなおじいさんを怒りもせずに喜ぶおばあさん。
仲睦まじく暮らす二人の元にお地蔵様から笠のお礼が届くというお話。

大筋は同じでも
地域によって伝承者によってさまざまに色付けされる昔話。

 

*かさじぞう*
 松谷みよ子・再話
 黒井健・絵
 童心社 2006年出版


松谷みよ子さんの『かさじぞう』は、
亡くなった6人の子どもたちをお地蔵様に重ねて描かれています。


 

*かさじぞう*
 大川悦生・文
 渡辺三郎・絵
 偕成社 1990年出版


大川悦生氏の『かさじぞう』は、
六地蔵様の最後にかぶせてあげる笠が、自分の古い笠でも手ぬぐいでもなくふんどし
大川悦生氏の昔話はやはりが面白い♪
渡辺三郎氏の絵も大好きです。


お地蔵様たちがおじいさんとおばあさんの家に到着する時の描かれ方もいろいろです。

音や声に気付いて戸を開けてみたら
外に宝物がたくさんあったという流れのお話もあれば、

お地蔵様たちの声に
ここですよと応えるおじいさんの描写があるものもあります。

お地蔵様たちがやって来る時の掛け声も様々あって楽しいですよ。

  

*日本の昔話5 ねずみのもちつき*
 おざわとしお・再話
 赤羽末吉・画
 福音館書店 1995年出版


こちらの小澤俊夫先生の昔話集もとても興味深く、
共通語で簡潔に昔話が収められています。

共通語でも昔話の響きを大切に再話された『日本の昔話』シリーズは、
なんと全五巻の中に301話のお話が収められています。

挿絵は赤羽末吉氏の絶筆。
このシリーズのために遺した絵だと記されていました。貴重な本ですね。


  

*語りつぎたい日本の昔話・5 笠地蔵*
 小澤俊夫・監修 小澤昔ばなし大学再話研究会・再話
 太田大八・絵
 小峰書店 2011年出版


こちらは少しサイズが小さく全七巻。各巻、画家が違います。
『かさじぞう』が収められている第五巻の挿絵は太田大八氏です。


その他にも素敵な『かさじぞう』が。

 

*かさじぞう*
 広松由希子・ぶん
 松成真理子・え
 岩崎書店 2009年出版


松成真理子さんの『かさじぞう』は絵が温かく親しみがわきます。


 

*かさじぞう*
 柏葉幸子・文
 村上勉・絵
 小学館 2009年出版


村上勉氏の六地蔵様たちには
初めから命が宿っているように見えます(^^)


ぜひ自分のお気に入りの『かさじぞう』を見つけてみてくださいね。

大晦日が明けてお正月になる
あの澄み切った空気がお話全体に漂っていて
心も新しい年に向かっていきます。

それでは今日はこの辺で。よい一日を。sono


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どんな鍵でもお任せあれ♪『ふしぎなかぎばあさん』


 

*ふしぎなかぎばあさん*
 手島悠介・作
 岡本颯子・絵
 岩崎書店 1976年出版
 


懐かしい本を手に取りました。

小学校の図書室でよく読んでいた「かぎばあさん」。

絵がかわいくて、
児童書ですが時々絵だけの見開きがあることも私のお気に入り。

ちょっと特別に思える本の大きさにも惹かれていました。


そして、鍵っ子が主人公という設定にも魅力が。

ファンタジーに浸りながら、
友達の中にもいた鍵っ子というリアリティにドキドキわくわく。

私の知らないところでこんなことが・・・
なんて無邪気に考えていた気がします。


改めて読んでみると、

かぎばあさんは料理をしながら変な歌を歌っているし、
高血圧や神経痛もある

普通のおばあさんでした(^^)


そんなかぎばあさんに主人公はピンチを救われて、
料理あり、歌あり、遊んでもらって、

心の中ものぞかれます。

かぎばあさんの足跡は雪道に残らないというミステリーも☆


にこにこ堂々と
困っている子どもたちの元を訪ね歩く優しいかぎばあさんの姿は、

いつか私もなりたい理想のおばあさん像になりました。


かぎばあさんシリーズは全20冊。

『かぎばあさんのサンタクロース』という本もあるようです☆
今の季節、読みたい本ですね。

  

それでは今日はこの辺で。よい一日を。sono


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手芸大好き『つぎはぎおばあさんきょうもおおいそがし』


 

*つぎはぎおばあさんきょうもおおいそがし*
 たかしまなおこ
 講談社 2007年出版
 


この絵本を読んでいたら
叔母のことを思い出しました。

小さなアトリエには布や手芸キットに裁縫道具がたっくさん。

作ったバッグや衣装、小物は数知れず、
贈り物にはいつも仕掛けがいっぱい。

とっても素敵な叔母さんです♪


主人公はなんでも手作りしてしまうお裁縫が大好きなおばあさん。

カーテンはどの窓にも5枚ずつのかえがあり、
テーブルクロスも数え切れないほど。

パジャマも枕もナイトキャップも

もう作っていないものは何一つないくらい作っています。

プレゼントする当てもなくなり、
これ以上作っても使い切れないねえと腕組(^^)

思い出したのが

時々訪ねて来る郵便屋さんの傷んだカバンでした。

そこにツギハギをしよう!と思ってからの
おばあさんの想像はすごい!

街中、国中で自分のツギハギが大流行する想像はカラフル

タクシーのデザインだってツギハギ模様になりますよ☆


先月、叔母にはまた一人孫が増えました。

離れて暮らしているので写真を見るのが楽しみです。

きっと写真の中でも叔母の手仕事は光っていることでしょう(^^)

それでは今日はこの辺で。チクチク チクチク。よい一日を。sono


おばあさんの家の壁には作品の記念写真が増えていきます

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