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夜8時ごろから夜明け前の出来事『かようびのよる』


 

*かようびのよる*
 デヴィッド・ウィーズナー・作・絵
 当麻ゆか・訳
 徳間書店 2000年出版
 


よく見ると
表紙の隅に蓮の葉が浮かんでいます。

そしてその上に奇妙な影が。

正体はカエルです。

カエルたちは池からふわっと浮遊し、
丘を越えて人のいる街へ一斉に飛んでいきます。

夜空をカエルの大群が蓮の上に乗って飛んでいく様は
ホラーかミステリーかSFか?!

干してあるシーツに巻き込まれたり、
居眠りしているおばあさんと一緒にテレビを見たり。

ぐりっとした目も模様もリアルで

ニコッと笑った表情はファンタジー。


文章は時間を示すだけで絵がすべてです。

書きながらも
一体どんな話?とうまく伝えられないもどかしさがありますが、

とにかく絵から目が離せなくなる一冊です。

美しい描写と気持ち悪さの狭間で
心の中がざわつきます。


絵本のカバーに記された
意味深な文章がまたこの世界を一層ゾクゾクさせてくれますよ。

「この出来事はある火曜日にアメリカのとある街で実際におこったことです。」

次の火曜日には
また別の事件が起きるようです。

それでは今日はこの辺で。よい一日を。sono


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テーマ: 絵本 | ジャンル: 本・雑誌

ベッドの下に何かいる『こわがりのかえるぼうや』


 

*こわがりのかえるぼうや*
 キティ・クローザー・作・絵
 平岡敦・訳
 徳間書店 2003年出版
 


とっても怖がりかえるのジェロームは、
暗いところで寝るのが怖くてたまりません。

きっとこんな子はたくさんいますよね(^^)

慎重でしっかりしているところもありそうです。


ジェロームは今夜も

ドアのカギを確認して、歯磨き、
パジャマに着替えて、トイレもしっかり済ませました。

パパには本を読んでもらい、

ママにはおやすみのキスをしてもらい、

さあ、寝る時間です。

でもビクビクしてしまうのがジェロームです。


変な音が聞こえてきて怖い気持ちがどんどん膨らみ・・・。

暗闇の中に浮かぶジェロームの想像は、
この絵本を読んでもらう怖がりさんの気持ちもゾクゾクさせてしまうかもしれませんが、

大丈夫。

パパはジェロームにやさしく寄り添って解決してくれます。


時々、我が家もどこからか
トン トン トン トン トン・・・という音が聞こえてきます。

規則正しくきれいにフェードアウトしていくその音が気になってはいるのですが、

たまになので知らん顔。

ちゃんと原因を突き止めないといけませんね。

それでは今日はこの辺で。よい一日を。sono


テーマ: 絵本 | ジャンル: 本・雑誌

ふたりはとっても幸せ『ふたりはともだち』


 

*ふたりはともだち*
 アーノルド・ローベル・作
 三木卓・訳
 文化出版局 1972年出版
 


こちらの本も
手元に置いておきたい一冊です。

お話はとっても短いのに
終始心を掴まれてクスッ。

自分の毎日も楽しい小話になるかもしれないと思わせてくれる
素敵な短編集です(^^)


『ふたりはともだち』の中には、
春になってもなかなか目を覚まさないがまくんが登場します。

「五月の半ば頃になったら起こしてくれたまえよ」と言われたかえるくんは、
待てずにカレンダーを五月にして
がまくんを起こすというお話(笑)

五編あるお話の内、
「おてがみ」は小学校の教科書にも採用されているそうです。


 

『ふたりはいっしょ』では、
今日の予定を書き出していく物語がありますよ。

朝起きる
朝ごはんを食べる・・・

かわいい予定ですが、
その予定表を風で飛ばされたがまくんは何もできなくなってしまいます(^^)

さぁどうなることやら。


 

『ふたりはきょうも』の中にはこんな話が。

片づけは明日する!と割り切りながら、憂うつだとつぶやくがまくん。

かえるくんがその理由を聞くと
明日の片づけのことを思うと憂うつなんだそう。

ふふふ。


 

『ふたりはいつも』のこのお話も良かったな。

お父さんに「春はそこの角まで来ているんだよ」と言われたかえるくんが
そのを探しに行くというお話。


誰にでもありそうな日常が
思いもよらない展開でワクワク楽しめる物語の数々。

二人の友情に心温まります。

絵もとってもユニーク。おすすめです♪

それでは今日はこの辺で。よい一日を。sono


テーマ: 児童文学 | ジャンル: 本・雑誌

少しずつ心がかよっていく姫『かえるの竹取ものがたり』


 

*かえるの竹取ものがたり*
 俵 万智・文 斎藤隆夫・絵
 福音館書店 2014年出版
 


今年の初め、この『かえるの竹取ものがたり』の制作秘話を聞ける
俵万智さん、斎藤隆夫さん、編集者の唐亜明さんのトークライブに行ってきました。

まさかその時は、
自分がこんな絵本ブログを始めることになるなんて思ってもいなかったのですが・・・

今思えばあの時既に、
私の絵本生活は始まっていたのだなと振り返ることができます(^^)


この絵本は、斎藤さんが資料集めに10年かけ、
ラフ画に3、4年かけて制作されたという大作です。

竹取物語に登場する貴公子たちのあさはかさというか・・・
滑稽さや姫への執着には、気味が悪い!くらいに感じていたと言う斎藤さん。

そのまま人の姿で描いてしまうと
何だかいやらしくなりすぎると思い
あの世かこの世の間にいそうなカエルの姿でお話を再現したんだそうですよ。


印刷もこの絵本のキーカラーとなるをよりきれいに出すために、
高度な刷りになっているとのことでした。

斎藤さんは、太陽の光の強さによって色にムラが出ないよう
いつもカーテンを閉めたお部屋で絵を描かれているそうです。

着物の柄、家屋の格子は見ていると気が遠くなってくるほど緻密なのですが、
そこはルーペを使って描いているんだとか!

原画も見てきましたが、それはそれは細かい繊細な世界でした。

じっくり眺めて見てくださいね☆


 かえるの竹取ものがたり
  (俵万智さんと斎藤隆夫さんのサインです。)


そして、俵万智さんの文章もとにかく素敵な絵本です!

古典の難しい単語がそのまま使われている箇所もあるのですが、

それは、絵を見ている子どものを信じ、
音の記憶も大切にされている俵万智さんだからこそできる業だと思いました。

流れるように読めて心に入ってくる日本語の響きには、
本当にホレボレ。感動しました(^^)


あとこの絵本・・・
二人は一度も会うことなく完成となったそうです。

俵万智さんは編集者さんから送られてくる絵を見て、
限られたスペースに限られた文字数で竹取物語を表現していくことに。

その作業はさぞ大変だっただろうなと想像していたら・・・意外や意外。

さすが歌人な言葉が飛び出しました。

「私、制約に燃えるんで。」俵万智さんかっこいいです!

ぜひこの見応えたっぷりな古典絵本、
いろんな角度から眺めてみてください☆

それでは今日はこの辺で。残りあと二日に燃えよsono。窓ふきおせち年賀状!よい一日を。


春からスタートしたブログですが、ここまで続けてこれたのは
いつも訪問してくださるみなさまのおかげです。

2015年、本当にありがとうございました!!

よいお年をお迎えください。sono

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こんな天気が一番でしょ♪『カエルのおでかけ』


 

*カエルのおでかけ*
 高畠那生・作
 フレーベル館 2013年出版
 


ファンキー!
この絵本にぴったりなワードです(^^)

カエルのお部屋の壁紙は黄緑色の葉っぱ柄

カーテンは赤で、棚は黒

パジャマは水色のドットでキマッテマス☆


「おっ、あしたは いい てんきに なりそうだ。」

翌日の外の様子は・・・
暗くてザーザー降りではありませんか。

これが彼にとってのベストウェザーです!

洒落た赤い自転車に乗って出発。
かごバックには、
なんだか素敵なピクニック道具がチラチラ見えますよ。

出来立てサックサクのカツバーガーを買ったのに
どぶんと水に入って、でろでろになったカツバーガーをむしゃむしゃ。

日光浴ならぬ雨浴?!

とにかく楽しそうです♪

晴れても大丈夫。
特製傘があるんですから(^^)

いい天気ってほんとウキウキ楽しいですね。

それでは今日はこの辺で。雨も晴れもどっちもイイネ。よい一日を。sono


コンセント口はカエル型。壁に飾ってある絵はおたまじゃくし(笑)
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