みんなみんなだーいすき『だっこだっこだーいすき』


 

*だっこだっこだーいすき*
 かみじょうゆみこ・ぶん
 100%ORANGE・え
 福音館書店 2008年出版
 


表紙の子猿ちゃんが
「だっこ だっこ だーいすき」と言って

お父さんに

お姉ちゃんに

お兄ちゃんに

おばあちゃんに

お母さんに

だっこしてもらう絵本です(^^)


繰り返される「だっこ だっこ だーいすき」に対して
現れる家族がかける言葉も心地いいです。

よしよし
ええええ
ほいほい・・・

言葉のもつがとっても温かく
読んでいてほっとしますし、

きっと抱っこされながら聞いている子どもにとっても
愛情を独り占めできたうれしさでいっぱいになる絵本ではないかなと思いました(^^)


絵はシンプル。

子どもの絵のようなのびのびとした線、
お猿さんたちのあどけない表情にはキュンときます♪

裏表紙に描かれている
家族みんなが揃うだっこシーンにもキュンキュン♪

赤ちゃんへのプレゼントにぴったりな一冊だと思いました。

それでは今日はこの辺で。幸せいっぱい。よい一日を。sono


愛情たっぷり
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インドの古いお話 ジャータカ物語『さるとわに』


 

*さるとわに*
 ポール・ガルドン さく
 いのくまようこ やく
 ぽるぷ出版 2004年出版
 


こちらの表紙、遠目に見てもすぐに「さるとわに」だと分かります(^^)
水色もきれい!

絵本のサイズは大きくて、文字もたくさん。
読み応えのあるストーリーです。

読みながらチラチラと視界に入ってくる色合いは、
どこか遠い国の壁紙か何かのように映りました。

よく見ると、ジャングルの木々や花々の形はユーモラスで
空も水も曇りのない明るい色彩で描かれています。


自分が利口であることをみんなに誇示したいワニは、
一番すばしっこいサルを見つけて

「あいつこそ おれの たべたい やつだぞ」

と狙いを定めて近づきます。

最初はワニの誘いにのるサルですが
途中でおかしい!と気付いて、知恵比べがスタート。

サルはちょちょいのちょいとワニを負かして、
どこまでもぬかりない終わり方でした。


絵本の巻頭には作者のポール・ガルドン氏から日本の皆さんへという
メッセージが付いています。

そこにはとても美しい蝶が描かれていますよ。

それでは今日はこの辺で。ジャングルから飛んできたみたい。よい一日を。sono


表紙と裏表紙を広げて見てみてね
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こどもはみんなジョージだよ『ひとまねこざる』


 

*ひとまねこざる*
 H.A.レイ・文・絵
 光吉夏弥・訳
 岩波書店 1954年刊行 1998年改訂版


私がこの絵本で一番好きな絵は
見開きいっぱいに街の様子が描かれているシーンです。

真ん中に広い通りがぐーっとのびていて
バスやタクシー、バイク、馬車まで走っています。

おもちゃ屋さん、本屋さん、図書館も見えます。
たくさんの人も歩いていて、賑やかな街の音が聞こえてくるようです♪

主人公のこざるのジョージは・・・いたいた!

バスの上にお座りして、街見物しています(^^)


ジョージは、ちっともじっとしていられない知りたがり屋さん。

動きも表情も、かわいいこと!

動物園から抜け出し街へ行き、
レストランでは皿洗い、
ビルの窓掃除の仕事だって、手足を使って楽々やってのけます。

でも、ジョージの好奇心は止められません。

あんなことや、こんなことが起きて・・・

最後は映画スターになっちゃいました(笑)


お話が次から次に展開していくスピード感と
とっても明るいジョージのひょうきんっぷりはエンターテイメント☆


1954年に発行された初版本は縦書きだったそうです。
1998年に横書きに改訂され、その後もたくさんの人に愛され続けているので、
殿堂入りのベストセラーですね。

それでは今日はこの辺で。
ジョージは61歳か・・・。大人もみんな元こども(^^)よい一日を。sono


Hello!
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がしゃがしゃ がしゃがしゃ 歩いて行くよ『かにむかし』


 

*かにむかし*
 木下順二・文 清水 崑・絵
 岩波書店 1959年出版


私がこのブログを始めてよかったなと思う瞬間の一つに
昔話との再会があります。

小さい頃は、昔話や民話を語ってくれるおばちゃんたちの
身振り手振りや、抑揚もおかしくて笑っていましたが

お話を耳から聞いて、想像する楽しさは昔話から教わったんだと思います。

この「かにむかし」は、語りも聞いてみたい!体感したい!
そう思った一冊でした。


佐渡に伝わる「さるかに合戦」に劇作家の木下順二さんが新しく命を吹き込んだ作品。
方言や、昔話特有の末尾、リズムも最高です!


「はよう 芽を だせ かきのたね、

ださんと、はさみで、ほじりだすぞ」


芽を出したら、はよう木になれ
木になったら、はよう実になれ(^^)


かには、こうやって声をかけながらせっせと柿を育てたのに
さるに実を投げ付けられてしまいます(;_;)

子がにたちは、きび団子を持って母がにのかたき討ちに出発。

仲間が増えていく場面でも、楽しいリズムが繰り返されますよ♪♪

最後の方までくると、文字なんて見ずに口が覚えてしまうくらい
スラスラと読めてしまうから不思議です。


清水崑さんの絵は大らかな筆の運びがとても気持ちよく

昔話のほのぼのとした世界にぴったりだと思いました。

こちらもおすすめの昔話です☆

それでは今日はこの辺で。あれ?きび団子って・・・
桃太郎とコラボじゃないですか!よい一日を。sono
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