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どんなときも楽しくて新しい朝がきます『スイッチョねこ』


 

*スイッチョねこ*
 大佛次郎・文
 安泰・絵
 フレーベ館 1975年出版
 


私の中では難しい本のイメージだった大佛次郎氏が
こんなにかわいいお話を書いていたなんて。

愛猫家だったということもこの『スイッチョねこ』で知りました。

声に出して読んでいると

ほのぼの
ゆったりとした気持ちになってきます。


表現されている猫の動きは
まさに今、目の前ではしゃぐ猫の姿を見ているかのよう。

同時にかわいい子どもを見守るような温かいまなざしも感じることができました。


絵本を開いてみると
字は多めです。

ふわふわとした毛並みの猫たちの表情は野性的!

かと思ったら
途中から聴診器をした猫の姿が現れるのですからおかしくて
手に取った時は最後まで読まずにはいられませんでした(^^)


主人公の白猫しろきちは、
いい声のする虫はおいしいに違いないと近づき大失態。

味わうもなにも、あくびをしたところに虫が飛んできてひと飲みにしてしまいます。

お腹の中で響く虫の声、
秋の虫にとってはお腹はいつも夜なので鳴き放題。

しろきちは不眠症になり、
猫のお医者さんが処方してくれたお薬は・・・ムシクダシでした。


最後のページの一節は特にいいなと思いましたので、
見かけましたらぜひご覧ください。

元気いっぱい
新しい世界を駆けまわる子どもたちと重なる子猫のお話です。

それでは今日はこの辺で。よい一日を。sono


 

こちらは大佛次郎氏が猫について書いた文章がまとめられている『猫のいる日々』。
装丁は猪熊弦一郎氏。六興出版。1978年出版。
『スイッチョねこ』も収められています。
現在は徳間書店から出版されているロングセラー。

▶大佛次郎記念館のHP http://osaragi.yafjp.org/


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テーマ: 絵本 | ジャンル: 本・雑誌
Tag: ねこ

ぼくは足のはやいネコですよ~『ネコのタクシー』


 

*ネコのタクシー*
 南部和也・さく
 さとうあや・え
 福音館書店 2001年出版
 


先日ご紹介した『ケイゾウさんは四月がきらいです。』の絵が忘れられず、

コケ、コケコッコー☆『ケイゾウさんは四月がきらいです。』

図書館で借りられるだけの
さとうあやさんの本をごっそり借りてきました(^^)


おーおー
かわいいではないか。

やっぱり挿絵はいちいちおかしくて、
お話を楽しんだ後も
絵だけをじっくり眺めてしまいました。

中でもこの『ネコのタクシー』にはニヤニヤ

作者の南部和也さんは獣医師。
それも猫だけを診察するキャットドクターです。

初めて海外生活をしたイギリスの街をモデルにしたそうですが、
登場する猫も人もよく街に馴染んでいてほのぼの


念願叶って飼いネコとなった主人公のトム。

タクシー運転手のご主人ランスさんがケガをしたので、
トムは代わりに働くことを決心します。

作ってもらったネコ専用タクシーにはエンジンがありません。

足が自慢のトムでしたので、
足を使って走るのです!

タクシー料金のことや猫助けの話、
泥棒を追いかけるドタバタ劇もあってトムの働きっぷりには感心感心!

絵はお話にぴったりマッチしていました(^^)

小学校低学年向きといったところでしょうか。
一話ずつお休み前の読み聞かせにもいいかもしれません。

 

続編は『ネコのタクシー』よりも読みごたえがあり、
絵はモノクロです☆

それでは今日はこの辺で。ニコニコ。よい一日を。sono


フィッシュアンドチップスを食べている絵がお気に入り
テーマ: 児童文学 | ジャンル: 本・雑誌

ぼくはねこです。なまえはシジミ。『ねこのシジミ』


 

*ねこのシジミ*
 和田誠・作
 ほるぷ出版 1996年出版
 


ドラマチックな展開がある訳でもなく、

日常も事件もたんたんと静かに語られていく

妙に落ち着く絵本です(^^)


猫のシジミ

捨てられていた猫。

四匹のうち一番かわいくなかったから
最後に拾われた猫です。

台所で寝ていた姿が小さくて貝のシジミのような模様だったから
この名前がつきました。


文章はシジミが悠々と歩く姿が見えてきそうな語り口。


登場するちょっと変わったお母さんには
ちょいちょい笑わされました。

お母さんにかかるとシジミの名前はフジミと言い換えられ、
フジミのフ―ちゃんの次はフジオさんへ。

そしてどういう訳か終いには
「フジサキさん」と変換されてしまうのだからおかしくて。


そんなお母さんの笑顔は
奥様の平野レミさん似。クスッ(^^)

シジミを拾ってきた子どもは息子さんと同じ名前のショウちゃんでした。


ゆっくり新聞を読んで
ゆっくりご飯を食べて、
洗濯して、掃除して、ごろんとなってテレビを見て・・・

しょうもないことにニンマリしたり、
いつもの景色がキラキラして見えたり。

そういう幸せが漂うような、噛めば噛むほどな一冊です。

それでは今日はこの辺で。たんたんと。よい一日を。sono


ほんわか銅版画
テーマ: 絵本 | ジャンル: 本・雑誌
Tag: ねこ

心の中は子どもでいっぱい『だってだってのおばあさん』


 

*だってだってのおばあさん*
 佐野洋子・さく・え
 フレーベル館 1975年出版
 


だってだってのおばあさんは
確かに今、
私の中に住んでいるおばあちゃん(^^)


「だって わたしは・・・」が口癖のおばあさんです。

一緒に住む猫に魚釣りに誘われても

「だって わたしは 98だもの

98の おばあさんが さかなつりを したら にあわないわ」

と断ります。

年齢なりの過ごし方と
年相応にできることを
しっかり全うしているおばあさん。


99歳のお誕生日の日に事件が起こります。

ケーキに立てるロウソクを買いに行った猫でしたが
川に落としてしまって・・・

99本が5本になってしまうのです。


でも・・・不思議。

ケーキの上のロウソクを数えるとお誕生日の気分。

5本のロウソクが証明してくれる本当の5歳(^^)

5歳の気分♪


翌日からおばあさんは

「だって わたしは 5さいだもの・・・あら そうね!」と

自分で自分の口癖に励まされて
新しいことに次々と挑戦していくのでした☆


読み終わる頃には私の中のおばあちゃんも若返ったよう。動きたい♪


佐野洋子さんのお話には笑わされ泣かされ考えさせられます(^^)
こちらは大好きな番組。

▶ヨーコさんの”言葉” http://www4.nhk.or.jp/yokowords/

それでは今日はこの辺で。アグレッシブに。よい一日を。sono


誕生日のロウソクは大幅カットで決まり

テーマ: 絵本 | ジャンル: 本・雑誌

スズメも蝶々もミツバチもお花畑で『しっぽがぴん』


 

*しっぽがぴん*
 おくはらゆめ・作
 風濤社 2015年出版
 


とにかく絵が素朴でやさしくて見ていてほっとします。

幼児向けの言葉が楽しい一冊です。

しっぽが ぴん

しっぽが たらり

ぴんも たらりも できるのよ

ほら、ぴん

たらり

表紙のキツネさんが見開きいっぱいに描かれていて

しっぽがぴんと上にアップ、
たらりと下に垂れる姿も見せてくれます。

猫の親子、カメの親子も登場しますよ。

みんなで

ぴん ぴん たらり 
ぴん たらり ♪


また言ってしまいますが
絵がとても素朴でやさしくてほっとします(^^)

ちょっと古風な雰囲気がありながら、
控え目な色使いやデザインは新鮮でおしゃれ。

きっとお母さんも子どもも大好きになると思います☆彡


おくはらゆめさんの絵本はこれまでに1冊紹介しています。

ご報告『シルクハットぞくはよなかのいちじにやってくる』

それでは今日はこの辺で。みんな純粋 大きくなあれ。よい一日を。sono


ぴんぴんたらりぴんたらり

テーマ: 絵本 | ジャンル: 本・雑誌
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