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空想はどこまでもどこまでも続く『おねえちゃんは、どこ?』


 

*おねえちゃんは、どこ?*
 スヴェン・ノルドクヴィスト・作
 石井登志子・訳
 岩波書店 2009年出版
 


縦28cm、横34cm、
絵本を開けば見開き約70cmになるという大きな絵本。

表紙からは、奥行のある繊細な世界が広がる絵本であることが
想像できましたが・・・

よ~く見てください。(見えるかな?小さいですね。)

左隅の牛さんたちの座り方。

虹を作っている機械もありますね。
それを動かしているのは、なんとも無表情なカエルです。

気球と思いきや・・・あれは逆さまの洋ナシです。


この大きな絵本の中には
とても奇妙で、風変わりな世界が詰まっています。

『不思議の国のアリス』のような
『オズの魔法使い』のような

ちょっとそんな気分にさせられます。

タイトルの「おねえちゃんは、どこ?」というフレーズには、
頭の中で何度も追いかけられました。


黄色い髪の毛で赤いパンツを履いているお姉ちゃん。


不思議な世界の見開きのどこかに
必ずお姉ちゃんは隠れています。

でも、各ページにいるのか、
見開き合わせての景色の中にいるのか、

本当にこの子がお姉ちゃんなのか?

はっきりとした答え合わせはなく、
文章もどこかミステリアス

みるみるこの世界に引き込まれていきました。


小さな小さなお姉ちゃんの姿を見つけることができると
思わずガッツポーズ!!

でもこれは見すぎると危険かも(^^)

それでは今日はこの辺で。目が回る~。よい一日を。sono


スウェーデンの絵本です。

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英国の香り『人形の家にすんでいたネズミ一家のおはなし』


 

*人形の家にすんでいたネズミ一家のおはなし*
 マイケル・ボンド・文
 エミリー・サットン・絵
 早川敦子・訳
 徳間書店 2016年出版
 


絵本を開いた瞬間から
わぁ~きれいな絵本!と興奮しました。

見返しに広がる草花や鳥、蝶のデザインからは、

まだまだ描き足りないぞ、
筆が止まらない!

なんて画家エミリー・サットンの声が聞こえてきそうです。
ウキウキ感が伝わってきます☆


作者は『くまのパディントン』で有名なマイケル・ボンド氏。

ネズミのペック夫妻と13匹の子どもたちは、
伯爵の家にある立派なドールハウスに住んでいます。

その全貌が分かる絵は、
次のページをめくる手が止まってしまう程の見応えですよ。

本の部屋もあれば、

楽器を演奏する部屋もあります。

カラフルな食品の保存庫や

植物を育てるサンルームだって完備。

壁紙も洋服のデザインも布の模様も
一つ一つ手に取ってじっくり眺めてみたいクオリティーでした☆


なんて美しく贅沢なお屋敷!


もちろんお話も楽しくて、

一家が居間でテレビを見て過ごすシーンには
笑ってしまいました。

なぜなら、テレビは当然人形用なので動きません。

チーズの画面を眺めながら
「一家はくつろいで、たのしい夜を過ごしました。」とありました (笑)


ペック夫妻が子どもたちを見守る眼差しには、
心がほっと温まります。

それでは今日はこの辺で。幸せいっぱい。よい一日を。sono


先月ボンド氏他界。91歳でした。ご冥福をお祈りいたします

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はてな?ふしぎな掛け声が聞こえてくるよ『ねずみのすもう』


 

*ねずみのすもう*
 大川悦生・作 梅田俊介・絵
 ポプラ社 1977年出版
 


でんがしょ。でんがしょ。

何やら遠くからおもしろい掛け声が聞こえてきます。

おじいさんがその声の方へ行ってみると・・・
切り株の土俵で小さなねずみが相撲をとっているではありませんか!

ずっと笑顔で読んでしまった昔話です(^^)


太ったねずみとやせっぽちのねずみの闘いは
もちろん太ったねずみの圧勝

よ~く見ると
なんと負けてばかりいる細いねずみはおじいさんの家のねずみで、
太った方は隣の長者様の家のねずみでした。

おじいいさんは慌てて家へ帰って
ねずみに力を付けてあげよう
おばあさんと大事にとってあったもち米でお餅を作ってあげます。

ふふふ。

おじいさんとおばあさんの真剣な餅つき、
やせっぽちのねずみのお腹がお餅でぷっくり膨れる様子、
かわいくてたまりません!

そして次のお餅には、
おばあさん手作りの赤いまわしもセットになるから、これまた愉快です。

ちゃんと二匹分、棚に置かれるんですよ。ステキ☆


大川悦生さんの楽しい再話は今までに2話ご紹介しています。
『こぶとり』『さんねんねたろう』

梅田俊介さんのやさしい色合いの絵にも心洗われます☆

それでは今日はこの辺で。餅つきの音は「ぽったんこ ぽったんこ」♪よい一日を。sono


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ルンルン『5ひきのすてきなねずみ ひっこしだいさくせん』


 

5ひきのすてきなねずみ ひっこしだいさくせん*
 たしろちさと・作
 ほるぷ出版 2010年出版
 


たしろちさとさんの他の絵本も読みたくなりました!

描かれている街並みや家具、登場するねずみさんたちには、
どこかヨーロッパの雰囲気が漂っています。

とってもおしゃれな絵です。


その世界観に登場する5ひきのねずみの名前は・・・

「ぐれ」「くろ」「しろこ」「ちゃたろう」「ちびすけ」

石造りと思われる家々のページに書かれてあるこの
ちょっとずつジャパニーズ感が増していく名前の並び順、

私にはたまりませんでした(^^)


お隣さんが大きな二匹の猫を飼い始めたため
住み慣れた巣穴を出ていくことを決めた5匹のねずみ。

辿り着いた場所は・・・
壊れた家具がたくさん山積みになっているゴミ置き場

5匹は力を合わせて、屋根を運び
お風呂を作り、食品貯蔵庫だって準備して、夢のようなお家を作っていきます。

素敵なお部屋がみるみる出来上がっていく様子には
わくわくドキドキ

完成したお家の全貌も見開きいっぱいに描かれていて、
お邪魔したいかわいさでした。


その後大変な事件が起こっても、
ピンチはチャンス!

世界で一番安全なねずみの家が誕生します(^^)

それでは今日はこの辺で。小さな世界ってなんでこんなに楽しいのかな。よい一日を。sono


シリーズ第一弾は『おんがくかいのよる』早速読もう
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ぶるぶる震えるくらいキツキツな『ねずみくんのチョッキ』


 

*ねずみくんのチョッキ*
 なかえよしを・作 上野紀子・絵
 ポプラ社 1974年出版


表紙、手を腰にあてたねずみくんの決めポーズが印象的☆

深い緑色が絵本のベースとなり
文字は白抜き、お話の絵は緑の枠の中に描かれています。


お母さんが編んでくれたねずみくんの赤いチョッキ

まずは、あひるさんが来て
「いい チョッキだね ちょっと きせてよ」

試着(^^)
少しきつそうですが、なんとか着れているようです。


次はお猿さん、その次はアシカさん・・・少しずつ大きな動物たちが現れて
「ちょっと着せてよ」リレーが続く続く!!

試着の度に
少しどころかキツキツで無理やり着ている動物たちの表情は
ホントにおかしい
です!


最後はキャー来たよ来たよぞうさん。
やめて!と言いたくなる伸びっぷりです。

それまで緑の枠の中に描かれていた動物たちですが
ここでは無視され、飛び出てきそうに描かれています(笑)


ひものようになってしまったチョッキを着て
しょんぼり歩いているねずみくんの姿は、なんとも切ないのですが・・・

最後の最後、
おまけのように描かれている小さな絵にほっとしました。

ぞうさんの鼻にのびのびのチョッキをかけて
楽しそうにぶらんこしているねずみくんがいたからです。

あーよかったよかった♪

それでは今日はこの辺で。
それにしても暑い!抹茶ソフトを食べたくなってきたぞ☆よい一日を。sono
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