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絵本の中に隠れているクリスマス『みみかきめいじん』


 

*みみかきめいじん*
 かがくいひろし・さく
 講談社 2009年出版
 

 
もうすぐクリスマスですね。

本屋さんでも図書館でも
クリスマスコーナーは大盛り上がり。

見た目やタイトルではちょっと分かりづらいのですが、

クリスマスにこそ手に取りたいなと思える絵本を今日はご紹介したいと思います。


一つがこちらの『みみかきめいじん』

いろんなお客さんが耳かき名人の元に現れるのですが、
最後に現れたのは透明人間

名人とはいえ耳をほじほじする場所を間違えてしまい

「ぶあっくしょん!」

くしゃみの勢いと共に一瞬(見開き1ページ)だけ透明人間の姿が現れます。

それがクリスマスのあの人☆


耳かき名人と働き者の弟子の掛け合い、
気持ちよさにトロトロになるお客さんたちの様子、

そして意外な登場人物(^^)

かがくいひろし氏のほのぼの優しい絵と楽しさは間違いなく子どもたちの心をとらえるでしょう。


他にもこれまでに紹介してきたクリスマスに読みたい絵本をまとめてみました。

 

364日は退屈なんだよね『トトトのトナカイさん』


 

るびーびーだままめめんどり『ぶたたぬききつねねこ』


 

時を経て素敵なプレゼント『子うさぎましろのお話』


 

家々や木々 子どもに大人 お花もいっぱい『かぞえてみよう』


 

時をかけ心のこもった『アンナの赤いオーバー』


たぶん図書館でひっそりと出番を待っているこちらの絵本たち。
この機会にぜひ探してみてください(^^)

それでは今日はこの辺で。よい一日を。sono


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時をかけ心のこもった『アンナの赤いオーバー』


 

*アンナの赤いオーバー*
 H.ジィーフェルト・文
 A.ローベル・絵 松川真弓・訳
 評論社 1990年出版
 

クリスマス、いかがお過ごしですか?

私はバタバタと慌ただしく走り回っていましたが、
この絵本を開いたら・・・心がほっと癒されました。


展開は『ペレのあたらしいふく』に似ています。

ただ、本当にあったお話であることと、お母さんが出てくるという点で
全く違う物語として心に残りました。


戦争が終わったら新しいオーバーを買ってもらえるはずだったアンナ。
しかし戦後もお店は閉まったままです。

食べ物もお金もない中、お母さんは家に遺る時計や宝石を売って
アンナのオーバーを作ることを決めました。


まずは、金時計を持って羊飼いのところへ。
羊の毛が伸びる春まで待てば刈ってもらえることになりました。

糸紡ぎのおばあさんのところにはランプを持って行き、
には毛糸にしてもらえることになりました。

出来上がった毛糸を二人はコケモモの実で赤く染めていきます。


常にお母さんと一緒にいるアンナ。
そしてアンナをいつも優しく見守っているお母さん。

この二人の距離感といい表情といい
読んでいると心が満たされて穏やかな気持ちになっていきます。


最後は、赤いオーバー作りを助けてくれた人たちみんなと
クリスマスパーティー☆

羊さんたちへのお礼も忘れません(^^)

それでは今日はこの辺で。ほんとにきれいな赤です。メリークリスマス!sono


初版は12月25日に発売。平和の赤
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喜びでいっぱい『マーガレットとクリスマスのおくりもの』


 

*マーガレットとクリスマスのおくりもの*
 植田 真・作
 あかね書房 2007年出版
 


黒い表紙、
表紙を開いても黒。

でも・・・
次に現れる白がまぶしいくらいキラキラと目に入ってきます。

私はまずここで物語の世界にぐっと引き寄せられました。

そしてさらにぐぐぐっと気持ちが入っていくきっかけになったのが
登場人物の話し方でした(^^)


クリスマスイブの朝、マーガレットはノックの音で目を覚まします。
誰もいなかったので扉を閉めようとしたら地面に・・・

小さなくるみ割り人形が立っているではありませんか。

「マーガレットじょう!むかえにきたでごす!」

ここです。ここ。
ごす!にやられてしまいました。あっという間に物語の中へ♪

繊細で透明感のある絵本の中から
こんな古風な言葉が聞こえてくるとは(笑)

「そうでごす!」

「まことか!」

「まいろう」・・・

くるみわり人形のルディが、どんどんマーガレットを
そして私をこの世界に導いてくれました。


サンタクロースに憧れていて、その願いが叶ったマーガレット。

木の実やお花が入った袋を持ち、トナカイならぬ白い鳥たちと共に
森へ、湖のほとりへ飛んでいきます。

白い画面にうっすらと色付けされているグレーやベージュが
冬の冷たい空気や風を伝えてくれて、

こちらまでクリスマスイブの空を飛んでいるような気分になりました☆

さて、そろそろあなたの家の前にもルディⅡ世が現れる時間がやってきます。

今日はお早目にお休みください。素敵なクリスマスを。sono


ルディはずっとマーガレットと一緒でごあす
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時を経て素敵なプレゼントに『子うさぎましろのお話』


 

*子うさぎましろのお話*
 佐々木たづ・さく 三好碩也・絵
 ポプラ社 1970年出版
 

先日、職場の先輩方とご飯を食べに行きました。

子育ての話題の中でこんな言葉が。

「子どもは平気でうそをつく」

明るく、おもしろおかしくその出来事を話す彼女の瞳の奥が
うるっときていることに気付いて、私はもらい泣きしてしまいました。

子育てって本当に毎日が信じられないようなことの連続なのだなと親心を想像。

つきなみですが、世のお父さん、お母さん、いつもおつかれさまです!


子うさぎの「ましろ」は、
サンタクロースのおじいさんが住む北の国の住人なので
一番初めにプレゼントをもらうことができる子どもです。

しかし、プレゼントを楽しんだら、なんだかもっと何か欲しくなり、

ましろは、黒いうさぎに変身してサンタさんの所へ行くことを思いつきます。


自分は「ましろ」ではないと言い
もう一回プレゼントをもらうことに成功するのですが・・・

あれ?大変!白い毛に戻らない!

こうなったのは自分が嘘をついたからだと心から反省し、

ましろがとった行動は・・・。


作者の佐々木たづさんは、
緑内障で失明された方だということを読み終わってから知りました。

雪の森の静けさ、鈴の響き、ましろの心の変化、
と共に、じんわり、やさしく響いてくる一冊です。

三好碩也さんは猪熊弦一郎氏に師事した画家さんです。
イラストレ―タ―さんやおしゃれさんたちにも人気の高い猪熊氏。

三好さんの線もとてもシンプルでかわいいです!

それでは今日はこの辺で。嘘を打ち明けたら・・・。よい一日を。sono


サンタさん「そうか、そうか」と頭をやさしくなでてくれました
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煙突のない家に住む子ども達へ『天使のクリスマス』


 

*天使のクリスマス*
 ピーター・コリントン・さく
 ぽるぷ出版 1990年出版
 


文字のない絵本です。

字がない分余計に、
そーっと静かにクリスマス・イブの秘密をのぞいているような気持ちになりました。

みんなが知らないクリスマス・イブの出来事。


女の子が眠りにつくと・・・

かわいらしいたくさんの天使たちが動き始めます。

お家の鍵を開け、
一斉に家の前の通りに並びます。ろうそくを持って☆

サンタさんはその灯りを見つけて女の子の家へ降りていくのです!


女の子が目を覚ましてしまうハプニングが起こると・・・

天使はスティックを一振り

女の子はまた眠ってしまいます☆


この絵本には作家の江國香織さんが感想を添えているのですが、
登場する天使のことを「守護天使」(Guadian Faily)と書かれていました。

それは、「一般的天使と違い、特定の誰かをマンツーマンで護る、
いわば個人的な天使」なんだそうです。


最後は、天使さんが自分のお家に戻ってソファーで休んでいる絵☆

確かに、女の子のお部屋がよく見える場所に住んでいます(^^)

あんなところからいつも見守ってくれているんですね。

ぜひ、絵本でご確認を。素敵なラストです。

それでは今日はこの辺で。雪がしんしんと降っています。よい一日を。sono


繊細でとても美しい絵ですよサンタさんはちょっと細身
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