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ニコニコかわいいフリスカ『ちいさなひつじフリスカ』


 

*ちいさなひつじフリスカ*
 ロブ・ルイス・さく
 かねはらみずひと・やく
 ほるぷ出版 1991年出版
 


「おひさまの まぶしい はるのあさ

フリスカが うまれました。」


最初のページは、
のどかなの丘の向うに

大きな太陽がぽかぽか。

春の光は黄色くきらきらしています。

フリスカの誕生は
みんなに祝福されているんだなあということがよく伝わってくる始まりです。


主人公のフリスカは、なかなか大きくならない
小さな羊ちゃん。

仲間にからかわれて悲しくてたまりません。

でもフリスカはめげずに
自分を大きく見せようと頑張ります。


体にをのせてみたり、

桜の木の下で花びらをのせてみたり、

仲間のをこっそりもらってみたり。

どれもうまくいかないのですが・・・

その後のストーリー展開は見てのお楽しみ(^^)


白くて丸いシンプルなキャラクターをぐっと引き立てているのは、
シックで複雑な色合いの背景ではないでしょうか。

見入ってしまいました。

訳者の金原氏はあとがきに

「何度も読み返し、読み返すうちに、いっそうひかれていくという絵本」だと書かれています。

それでは今日はこの辺で。よい一日を。sono


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生きる力みなぎるダイナミックな昔話『ちからたろう』


 

*ちからたろう*
 いまえよしとも・ぶん
 たしませいぞう・え
 ポプラ社 1967年出版
 


田島征三さんの絵に飲み込まれました。

ちからたろうが金棒を突っ張って立ち上がるシーンは、
なんと絵本の下から半分以上が足

そそり立つ山のように描かれていて、
それはもう堂々とした姿!


もともとこのちからたろうは、
貧しいおじいさんとおばあさんのこんび(あか)から生まれた子どもです。

何年も口をきかずにご飯だけ食べていたこんびたろう
初めておじいさんとやりとりするシーンには笑ってしまいました。

じいさまの心の声
「くちをきくなり りくつを いいよる。
やっぱり ただの こどもじゃ なかった」 ハハハ。


口は達者で力も強く、ちからたろうと改名されて
この力がどのくらい人の役に立つかを試す旅に出ると言うちからたろう。

こちらは旅の前から勝手に親の気分です。


途中、みどうっこたろういしたろうも仲間になって
ある街にでる化け物を退治するというお話ですが、

「のっしじゃんが のっしじゃんが」

「どんがらりん」「ずいと すすみでた」

「がっきと くみあって」「ぽいと ぶんなげた」 などなど

情景表現に使われる言葉がとにかくおもしろく、
無意識に語り手になってしまう楽しさもありました(^^)

それでは今日はこの辺で。三人は村のために働き豊作!泣ける。よい一日を。sono


「のっしじゃんが」は場面によって言い方が変化!お楽しみに
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Tag: 仲間

がしゃがしゃ がしゃがしゃ 歩いて行くよ『かにむかし』


 

*かにむかし*
 木下順二・文 清水 崑・絵
 岩波書店 1959年出版


私がこのブログを始めてよかったなと思う瞬間の一つに
昔話との再会があります。

小さい頃は、昔話や民話を語ってくれるおばちゃんたちの
身振り手振りや、抑揚もおかしくて笑っていましたが

お話を耳から聞いて、想像する楽しさは昔話から教わったんだと思います。

この「かにむかし」は、語りも聞いてみたい!体感したい!
そう思った一冊でした。


佐渡に伝わる「さるかに合戦」に劇作家の木下順二さんが新しく命を吹き込んだ作品。
方言や、昔話特有の末尾、リズムも最高です!


「はよう 芽を だせ かきのたね、

ださんと、はさみで、ほじりだすぞ」


芽を出したら、はよう木になれ
木になったら、はよう実になれ(^^)


かには、こうやって声をかけながらせっせと柿を育てたのに
さるに実を投げ付けられてしまいます(;_;)

子がにたちは、きび団子を持って母がにのかたき討ちに出発。

仲間が増えていく場面でも、楽しいリズムが繰り返されますよ♪♪

最後の方までくると、文字なんて見ずに口が覚えてしまうくらい
スラスラと読めてしまうから不思議です。


清水崑さんの絵は大らかな筆の運びがとても気持ちよく

昔話のほのぼのとした世界にぴったりだと思いました。

こちらもおすすめの昔話です☆

それでは今日はこの辺で。あれ?きび団子って・・・
桃太郎とコラボじゃないですか!よい一日を。sono
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甘いのかな、しょっぱいのかな『お月さまってどんなあじ?』


 

*お月さまってどんなあじ?*
 マイケル・グレイニエツ 絵と文
 いずみちほこ 訳
 セーラー出版 1995年出版


かわいい表紙(^^)

見るとなんとなく・・・お月さまにあいさつしたくなります。
「ごきげんよう。」とか「どうも。」とか。心の中でちょこっと会釈(笑)


この絵本は、「お月さまってどんな味がするんだろう?」と思った動物達が
協力してお月様に手を伸ばしていく物語です。

暗闇の夜の山のてっぺんで、お月さまと動物たちが繰り広げる物語は
きっとおやすみ前の一冊として、喜ばれるんじゃないかなと思いました。


お月さまをかじりたくて最初に一番高い山へ登って行ったのはカメさん。

でも、届かなかったので像を呼んで背中にのってもらいます。
おっと!小さいかめさん大丈夫?!

それでも届かなかったので、いろんな動物たちを呼んで
次々に背中に乗ってもらい動物たちのサーカスのような塔ができていくのですが・・・

もう少しのところで、いつもお月さまはひょいと逃げていきます。

最後に呼ばれたのはネズミ。

お月さまは油断してネズミにパリッ☆とかじられてしまいます。

ちょっとかわいそうな気もしてしまうのですが、
お月さまは、みんなの好きなものの味がしたそうですよ。ふふふ。

力を合わせて頑張って、おいしいものを食べたら、みんな仲良し幸せですね。


一匹、この様子をずっと眺めていた子がいました。
こちらのコメントもなかなかニクイです!

和紙をくしゃくしゃにしたような絵の質感にも注目ですよ☆

それでは今日はこの辺で。
「おやすみなさい」いや「おはようございます!」よい一日を。sono
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