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はあ~どんどろどん『どろだんごとたごとのつきまつり』


 

*どろだんごとたごとのつきまつり*
 飯野和好・作
 BL出版 2015年出版
 


そうだそうだ。

本棚に並んでいる絵本を眺めていて
これを紹介していなかったなと手に取りました。

稲刈りが終わった田んぼの物語。

田毎の月(たごとのつき)とは
刈り取りの終わった田んぼの一つ一つに月の光が映る景色のことをいうそうです。


ますきちじいさんは
今年も米がよく取れたありがとう
田んぼの泥で大きな泥団子を作ります。

むんず むんず つるん

その夜、お月さまのを浴びた泥団子は
表紙に描かれている「どろだんご」に変身(^^)

♪はぁ~
おらが たんぼの おまもりこぞう
つるんと うまれた どろだんご
ほいっ

アハハ。

表紙を見ただけでもよくこんなに大きく暗い色の泥団子を
主人公にしたなと驚いてしまうのですが、

絵本を開けば
すっかり山深い田舎に住んでいる気分。

そして黒い主人公が夜の世界で動き出すのですから
飯野さんの画力にはうなるしかありません。


ますきちじいさんは飯野さんのおじいさんがモデルなのだそうです。

仲良く土いじりをしている飯野さんとおじいさんの姿も浮かびました。


11月26日に熊本県山鹿市のMetro Caféで飯野氏の講演会があります。
元酒蔵のステージ。
趣のある建物の見学はいつでもできるようですので機会がありましたらぜひ。
絵本もたくさんありますよ。

▶Metro Café Facebook  https://ja-jp.facebook.com/MetrocafeKumamoto/

 飯野和好原画展2  飯野和好原画展1
(今年の初め、木城えほんの郷で開催された講演会でサインしてもらいました☆女の子は『ざしきわらしのおとちゃん』

それでは今日はこの辺で。どんどろどん つるんつるん。よい一日を。sono


田毎の月の見事な景色お楽しみに
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テーマ: 絵本 | ジャンル: 本・雑誌

ぴーぴーどんどん。ぴーどんどん。『こえどまつり』


  

*こえどまつり*
 大道あや・作
 福音館書店 1976年出版
 


私がいいな、好きだなと思う絵本は
ほぼ開いた瞬間に決まっています(^^)

この絵本の中表紙にはやられました☆

猫のごんごん、
犬のちのび、
カラスのあーよが
おばあさんに手を振っていますよ。

額に入れて飾りたい楽しさです。

おばあさんは三匹に向かって
「へんなものをたべるんじゃないよ。」と言っています(笑)


大道あやさん(1909~2010)をみなさんはご存知ですか?

広島県生まれ。
結婚し髪結いをしていましたが36歳の時に被爆。
戦後、家業の花火工場の仕事に転ずるも
長男は工場の事故で大けがを負い、翌年には夫を工場爆発で亡くされています。
絵を描き始めたのはなんと60歳を過ぎてから。独学です。


大道さんの半生を少し知った上で絵本を眺めると
一枚一枚の見方や価値はぐっと変わってきます。

どの絵を眺めていても感じるのは、

大道さんだからこそ描ける
なんとも言えぬ大らかで自然な母性
平和を願う気持ちです。

猫や犬、身近な動物たちが登場し
たくさんのが所狭しと咲き誇っています。


『こえどまつり』の最後は、夜空を埋め尽くす花火

ここには最愛の人へ贈るメッセージも込められていると感じてなりませんでした。


どこまでも素朴やさしい大道あやさんの絵。

他の絵本もまた改めてご紹介したいと思います。

それでは今日はこの辺で。太鼓の音、笛の音が聞こえてきます。よい一日を。sono


表紙にも三匹がちゃんといますね。

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Tag: 祭り
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