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ここ、どこやろか。えらいこっちゃ。『じごくのそうべえ』


 

*じごくのそうべえ*
 たじまゆきひこ・作
 童心社 1978年出版
 


とざい とうざい。

かるわざ師の そうべえ。

一世一代の かるわざでござあい。

ペペン ペンペン ペーン。


物語の始まりもしかり、
田島氏が縦横無尽に筆を走らせる
躍動的な絵には釘づけ。

暗くなったり鮮やかになったり、
大きくなったり小さくなったり、

紙面構成の強弱にもやられて

ぐいぐい地獄の世界へ引き込まれていきました。

桂米朝の上方落語「地獄八景亡者戯」(じごくはっけいもうじゃのたわむれ)が
元になっているお話ではありますが、
絵本としても贅沢な一冊。ロングセラーには頷けます。


かるわざ師のそうべいは
綱渡りの途中で落下して死んでしまったよう。

地獄への道を歩いていたところ
山伏と歯抜き師と医者に出会います。

着物ははぎとられ、三途の川を渡り、
閻魔大王の命を受けて地獄行きが決定してしまうのですが・・・

四人はそれぞれの特技を生かして地獄で大暴れ

関西弁も軽快で
声に出して読みだしたら止まりません(^^)


最初は地獄と聞いただけで身構えてしまいましたが、
四人の活躍っぷりには
だんだん肩の力が抜けていき大笑い

オチもしっかりついて一件落着。


「そうべえ」はシリーズになっているようです。
早速、読みまひょ。

それでは今日はこの辺で。そうれそうれ。よい一日を。sono


ペペン ペンペン ペーン
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多かぁ食わねえ、たった一膳!『おおおかさばき』


 

*おおおかさばき*
 川端誠・作
 クレヨンハウス 2007年出版
 


図書館に行ったら
どどーんと落語の本が展示されていました。

川端誠氏の落語絵本は全15巻ありますが
残っていたのがこの一冊。

これがよかった、よかったラッキー♪


「江戸のころ、
奉行という、お役目がありまして、
市中をおさめる、それはたいへんな
権力を、あずかっておりました。」

こんな調子でひょいひょいとテンポよくお話は進んでいきます(^^)


かべぬり職人・左官の金太郎は
道で金が三両も入っている財布を拾い

その中に入っていた手紙の宛名、吉五郎を探しに出かけます。


無事に探し当てたのはよかったのですが
吉五郎、なんと財布を受け取らないと言うではありませんか。

しかも金は拾ったおめえのもんだ「持ってけ!」と言う始末。

しかし金太郎は
「おめえのもんだから持ってきてやったんじゃねえか!!」と言い張ります。

どっちも引かず譲らずけんかになって
とうとう奉行所に申し出てることに。

お互いの仕事に対するプライドと正直さ
家族思いに感心した南町奉行所、大岡越前守の下した裁きとは・・・。

シャレもとんちも最後のオチも痛快です!


作者の川端氏があとがきにこんなことを書いていました。

「職人も役人も、どんな職業であれ、世のため人のため、
それが自分のためという、ささやかなプロ意識が世に満ちてほしいものです。」

それでは今日はこの辺で。粋に。よい一日を。sono



べらんめえ口調がたまりません
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