さぁさぁみなさんご一緒に妙々々々々々『あたごの浦』


 

*あたごの浦*
 脇和子・脇明子・再話
 大道あや・画
 福音館書店 1984年出版
 


「妙々々々々々」(みょうみょうみょうみょうみょうみょう)

『あたごの浦』でこの表現を知ってからというもの
拍手したい時やおもしろかった時、
反射的に妙々・・・と言うようになってしまいました(^^)


のきれいな夜、浜辺での出来事。

初めは「おたこさん」が砂浜にあがってきます。

そして「おなすび」をムシャムシャ。

いったいどんな絵になるんだろう?というお話ですが、
そこは大道あやさん!

シュールな場面をひょうひょうと楽しく見せてくれます。

以前紹介した大道あやさんの絵本はこちら。
ぴーぴーどんどん。ぴーどんどん。『こえどまつり』


おたこさんの次には鯛があがってきます。
そして月がきれいだから演芸会をしようと提案☆

するとあちこちからお魚さんたちが集まってきますよ。

それぞれのかくし芸はお見事!!

見ているお魚さんたちは感心して
「妙々々々々々」というわけです(^^)


讃岐のお話。

方言はに心地よく、すらすら語ることができると楽しくて、
読みながら笑ってしまいます。

大真面目にお話は進むのですが、
物語そのものの面白さでしょう。

心の底がコロコロくすぐったくなるような笑いを止めることはできません。


忘年会ではぜひ
拍手で「妙々々々々々」

今年がんばった自分にも「妙々々々々々」

それでは今日はこの辺で。妙々々々々々。よい一日を。sono


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またやさんの運命『とてもおおきなサンマのひらき』


 

*とてもおおきなサンマのひらき*
 岡田よしたか・作
 ブロンズ新社 2013年出版
 


ド~ン!

サンマです。

支えているのは
買い物が大好きなまたやさんです。


年々サンマの値段が上がっていますね。
今年の漁獲量は昨年の半分だなんてニュースも聞こえてきたりして。

高くても仕方ないか。
今日も私は魚コーナをうろうろ予定。


またやさんは大きなサンマを見つけて迷わず言います!

「ええなあ これ。

おっちゃん このサンマ ちょうだい。」

「へい おおきに」


またやさんは表紙のとおり
サンマを軽々持ち上げ家に帰り

「さあ、やいて みなで たべまひょかー」となるのですが・・・。


なんだかのほほんとした関西弁が
この絵本を一層おかしくしています(^^)

大きな食材はサンマだけでなく、
スルメたい焼きも出てきますよ。


どんなにえらい目にあっても
またやさんは
懲りずに何度も何度も買い物に出かけるのでした。


最後のオチは意外なところに描かれていますので
よ~くご覧ください。

それでは今日はこの辺で。ま、ええってことよ。よい一日を。sono


  またや またやがな 

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生き物の観察って楽しいな!『ゆらゆらチンアナゴ』


 

*ゆらゆらチンアナゴ*
 横塚眞己人・写真
 江口絵理・文
 ほるぷ出版 2014年出版
 


水族館に行きたくなってきます♪

なのに砂の中に半分埋まって暮らしているチンアナゴ。

犬の「狆」の顔に似ているからこの名前が付いたそうですよ。
知らなかったな。

ケンカの様子や巣穴の中、

もちろん
いつもは隠れていて見えない部分も見ることができます。

ゆら~りと水中を漂い
お引越しのシーン。

スーっと伸びたチンアナゴの体は
さながらヘビかミミズのようです。


たくさんの仲間と一緒に暮らしているために
からまりあう写真には笑ってしまいました。

「からまりすぎでしょー」とちゃんとつっこんでくれたのは、

この絵本の案内役、かわいいイラストで登場する

カクレクマノミちゃんと
イソギンチャクくんです!

この二匹はズバリ読み手の心の声を代弁してくれます!


後ろのページには
チンアナゴを見ることができる水族館の紹介もあり、

私も水槽の前でじっくり観察してみたいなと思いました(^^)


ページの隅にはパラパラ漫画。

2014年11月11日 第1刷発行の
「1」はチンアナゴのイラストで表記。

凝っていますね。

まだまだ楽しみが隠れていそうな気がします☆

それでは今日はこの辺で。プールにも行きたいな。よい一日を。sono


水の中って本当に涼しそう

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トコトコ行くよ♪『せとうちたいこさん デパートいきタイ』


 

せとうちたいこさん デパートいきタイ*
 長野ヒデ子・さく
 童心社 1995年出版
 


これは楽しい☆ルンルンルン♪

デパートの賑わいが聞こえてきます。

表紙から・・・
私、吹き出してしまいました。

まじまじと見てしまって(-_-)

麦わら帽子に黒のハイヒール、バックを持って
はい、こちらがせとうちたいこさんです!


せとうちたいこさんは、何でもやってみたいタイのお母さんです。

人、人、人であふれているデパートへ普通に入って行きます。

そうそう、デパートの一階って化粧品売り場ですよね。

せとうちたいこさん
みずみずしいお肌ですね」と言われています(笑)

靴売り場、バックや小物売場、
そして紳士売場では・・・

ネクタイってタイがするものなのかしら・・・してみたーい」ですって。


客観的にデパートを見てみると
確かに!

この売場の横にはこんなのあるなとか
こんな人イルイル!とか、

一番は、たいこさんはどこいった?
とにかくどのページも細かいところまで楽しめました☆

なんだかせとうちたいこさんと一緒に隅々までデパートを歩き尽くした気分です(^^)

それでは今日はこの辺で。最後はお魚売り場!よい一日を。


ターイ、ターイ、私もデパート行きたーい!
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ちいさな かしこい さかなの はなし『スイミー』


 

*スイミー*
 レオ=レオーニ 作 谷川俊太郎・訳
 好学社 1969年出版
 


読む覚悟を決めて絵本を開きました。

この名作
私がここで紹介することにとても緊張していたからです。

それに、レオ=レオニさんの絵本には
思想的なものが悠々と流れていると感じていたので、

とても私にはまとめられない、まずは読んでください。
としか書けないと思っていました。


今回読み返してみたら、記憶の中のスイミーとは違う部分にとても心打たれたので
その部分を少し(^^)

それは、スイミーが一人ぼっちで広い海の中を泳いで
いろんな美しいものに出会っていくシーンです。


虹色のゼリーのようなクラゲ

水中ブルドーザーみたいなイセエビ

見たこともない魚たち・・・


様々な生き物たちの横を泳いでいるスイミーの姿は、とてもうれしそう

この長い一人旅の経験が
先に起こる困難に立ち向かう準備だったんだなと感じました。

心が静かにゆっくり温まっていきました。

それでは今日はこの辺で。一人ぼっちじゃないね。よい一日を。sono


大雨で被災されたみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。

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