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自転車で配達しますよ『ゆうびんやさんのホネホネさん』


 

*ゆうびんやさんのホネホネさん*
 にしむらあつこ・さく・え
 福音館書店 1998年出版
 


「ギコギコキーッ。」と自転車をこいで郵便配達をするホネホネさん。

木の上も
土の中も
水の中へもすーいすいとお手紙を届けて回ります。

表紙を見てのとおり、
雲にも道にも
いたるところに線、線、線!

初めはその書き込まれたの多さに驚いて
目が慣れるまでに少し時間がかかりましたが、

これが何度見てもおもしろい仕掛けなのかもしれません(^^)

絵本の中はモノクロ。

白と黒だけの世界の線は迷路に見えてきたり、
ぬり絵ができそうなだと思えたり。

教科書の隅やノートに
鉛筆で落書きをしていた時のことも思い出しました。


ホネホネさんが届けたいろんな手紙の文面も見ることができるので

うれしくなります。

友達から友達へ
楽しいへお誘するメッセージは踊るような直筆でワクワク。

最後はホネホネさんにも
ガールフレンドからお手紙が届きます。

一見シュールな絵ですが心和む絵本。

今日も元気にギコギコギーッ。

元気に配達ギコギコギーッ♪


書籍になっているホネホネさんシリーズは他に2冊。

    

あと四冊、月刊誌として出版されていたようです。
貴重な表紙はこちらで見ることができます。▶福音館書店 ホネホネさんシリーズの紹介

図書館にあるかな。探してみよう!

それでは今日はこの辺で。よい一日を。sono


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テーマ: 絵本 | ジャンル: 本・雑誌

気合は十分、待ったなし!!『せきとりしりとり』


 

*せきとりしりとり*
 サトシン・作
 高畠那生・絵
 文渓堂 2011年出版
 


我が郷土力士、琴恵光が今場所も大活躍。

目指せ十両優勝!
今日も応援に力が入ります(^^)/


きとり けいこに せいをだ

ごい なげわざ バッチリ きま

んるん きぶんで、いい ちょう

一文、一文がしりとりになっている絵本です。


尻取部屋の力士の肌は張りがあってツルン☆

稽古もちゃんこも豪快です。

部屋から会場へ向かい対戦相手を確認して
闘志を燃やす主人公。

大迫力の一戦を制し
懸賞金を受け取った力士の背中

喜びと自信にあふれていました。


高畠氏の絵は
奥行きも遠近感もビヨ~ンビヨ~ンと伸びたり縮んだり自由自在

絶妙なバランスで書き込まれているちょっとしたイラストや色使いもハイセンスです。

心地いい文章に合わせて
高畠氏ならではの世界がはじけていました。


前後の見返しは赤。
そこに白い線で描かれているたくさんの力士の背中もイイ感じ。

リズミカルです(^^)

ぜひ熱い勝負を目でも耳でも楽しんでみてください!

それでは今日はこの辺で。よい一日を。sono


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爽快!壮大!もっとすべりた~い!『す~べりだい』


 

*す~べりだい*
 鈴木のりたけ
 PHP出版 2015年
 


私が初めて絵本作家さんの講演会に行ったのは三年ほど前。

鈴木のりたけさんの講演会でした。

とても楽しくて
今でもあの日の鈴木氏の様子をすぐに思い出すことができるのですが、

もう一つ。

見かけたお母さんと子どもの様子も
私にとってはいい思い出になっています。


まず、講演会に行って知ったことは

会場の外には絵本がズラリと並び
お話が終わるとすぐに作家さんのサイン会が始まるという流れ。

作家さんはそれぞれにイラスト付きの個性あるサインをして下さるので
毎回長蛇の列です。

当然、子どもたちは落ち着きを失っていきます(^^)

あの日も私の前にいた女の子がソワソワ・・・

すると、お母さんはおもむろにこの絵本を取り出し
立ったまま子どもの目線に合わせて読み始めました。

その上手なこと!

女の子はすっかり夢中になって
「もっかい!もっかい!(もう一回)」を連発していましたよ☆

私でも足が疲れるくらい立っていましたが、
女の子は順番がくるまで本当に機嫌よくお母さんの横にくっついていました(^^)


ちょっとあり得ない形のすべり台
次から次に出てくる絵本。

その楽しい形状に合わせて
「すべりだいー」とか「するするべぇりべぇりだいーん」とか

「すべれない」とか

文字もおもしろおかしく描かれています。

読み方一つでスピード感も自由自在!!

私もいろんなすべり台で思いっきり遊んだ気分になりました。


ほかにもこのシリーズには『ぶらんこ』と『すなばばば』があります。

   

鈴木氏の気の遠くなるような制作秘話はこちらから。▶EhonNavi

それでは今日はこの辺で。よい一日を。sono


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どんなときも楽しくて新しい朝がきます『スイッチョねこ』


 

*スイッチョねこ*
 大佛次郎・文
 安泰・絵
 フレーベ館 1975年出版
 


私の中では難しい本のイメージだった大佛次郎氏が
こんなにかわいいお話を書いていたなんて。

愛猫家だったということもこの『スイッチョねこ』で知りました。

声に出して読んでいると

ほのぼの
ゆったりとした気持ちになってきます。


表現されている猫の動きは
まさに今、目の前ではしゃぐ猫の姿を見ているかのよう。

同時にかわいい子どもを見守るような温かいまなざしも感じることができました。


絵本を開いてみると
字は多めです。

ふわふわとした毛並みの猫たちの表情は野性的!

かと思ったら
途中から聴診器をした猫の姿が現れるのですからおかしくて
手に取った時は最後まで読まずにはいられませんでした(^^)


主人公の白猫しろきちは、
いい声のする虫はおいしいに違いないと近づき大失態。

味わうもなにも、あくびをしたところに虫が飛んできてひと飲みにしてしまいます。

お腹の中で響く虫の声、
秋の虫にとってはお腹はいつも夜なので鳴き放題。

しろきちは不眠症になり、
猫のお医者さんが処方してくれたお薬は・・・ムシクダシでした。


最後のページの一節は特にいいなと思いましたので、
見かけましたらぜひご覧ください。

元気いっぱい
新しい世界を駆けまわる子どもたちと重なる子猫のお話です。

それでは今日はこの辺で。よい一日を。sono


 

こちらは大佛次郎氏が猫について書いた文章がまとめられている『猫のいる日々』。
装丁は猪熊弦一郎氏。六興出版。1978年出版。
『スイッチョねこ』も収められています。
現在は徳間書店から出版されているロングセラー。

▶大佛次郎記念館のHP http://osaragi.yafjp.org/


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Tag: ねこ

静かに静かに『からだのなかでドゥンドゥンドゥン』


 

*からだのなかでドゥンドゥンドゥン*
 木坂涼・ぶん
 あべ弘士・え
 福音館書店 2002年出版
 


体の中から聞こえてきます。

ドゥン ドゥン ドゥン。

犬のコロからも
猫のミーコからも心地いいがします。

とかげの鼓動は、
トゥク トゥク トゥク トゥク。

鳥の鼓動は、
タク タク タク タク タク タク タク タク。


生き物たちの鼓動は
直接聞いたことがなくても

とってもリアルに感じられます。

動物園で働かれた経験のあるあべ弘士氏の絵だからでしょうか。

どの生き物たちもかわいくて穏やかで、

絵と音のイメージがぴったりです☆


ラッコのページには赤ちゃんラッコも登場。
親子でぷかぷか。

すやすや気持ちよさそうなクマの親子や
静かに寄り添うキツネも現れて、

心がすーっと安らぎます。


耳にあててやっと聞こえる心臓の音。

小さな声で読みたくなる命の音です。

それでは今日はこの辺で。よい一日を。sono


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