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八百万の神様と共にある暮らし『やまんばのにしき』


 

*やまんばのにしき*
 まつたにみよこ・ぶん
 せがわやすお・え
 ポプラ社 1967年出版 


表紙のおばあさんを
山姥?と思いました(笑)

こちらは70いくつのばあさま。あかざばんばです。

やさしいお顔。

そして、このお話に登場する山姥もまた
おおらかでやさしいお方でした(^^)


ある日、ちょうふく山の山姥が赤ん坊を産みます。

その赤ん坊はを食べたいと大暴れ。

村人たちは、慌てて餅をつき
山へ餅を届けることにするのですが・・・


登場した山姥の穏やかな様子には
本当にほっとしました(^^)

まつげがちょんちょんちょんと描かれていて瞳がぱっちり。
天女といった感じなんです(^^)


山姥は、餅を届けたあかざばんばに
いくら使ってもなくならないにしきを褒美として渡し、

村人たちを見守っていると声をかけるのでした。


山姥というと
鬼のような、恐ろしい存在ばかり浮かんでいましたが、
こんな風に描かれることもあるんですね。

語り継がれている民話ならではの広がりと、
日本人は自然や神様ととても近い関係にあったんだなと感じられる昔話でした。

それでは今日はこの辺で。秋田に伝わる民話です。よい一日を。sono


私もやさしい山姥と餅入り熊のすまし汁、食べたいな
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日本一のきび団子!食べて進めば百人力『ももの子たろう』


 

*ももの子たろう*
 おおかわえっせい・ぶん
 みたげんじろう・え
 ポプラ社 1967年出版
 

あけましておめでとうございます!!

あぁ、かわいいな~
何度も何度も、届いた年賀状を見てはにやけています(^^)

ニコニコ、キマッテル子ども達の笑顔と
すっかりお母さんになっている友人たちの幸せそうな家族写真。

去年の年賀状では赤ちゃんだったのに・・・
一年とはこんなにも小さな命が成長していく時間なのですね。


そんなことを考えながらお正月に手に取った絵本は、
言わずと知れた桃太郎の物語。

今回改めて読んでみたら・・・

子どもの成長を願う昔話だったことに気付き、
それはもう、とっても幸せな気持ちになりました。

今の私の気持ちにぴったりな2016年の一冊目です(^^)


岩手、青森のお話を元に再話されたという『ももの子たろう』。

囲炉裏を囲んで、おじいさんが孫たちに語りかけていく物語の始まりは新鮮です。


桃から生まれた「ももの子たろう」が
ご飯を食べれば食べた分だけ
むっくり ずん、むっくり ずんと 大きくなっていくところなんて、

年賀状の中の子ども達の姿に重なり、うれしくなったり、頼もしくなったり☆


最後は、語りのおじいさんが孫たちにこう言って終わります。

「すききらい いわねで、
まんまだの さかなだの どっさり たべて、
ももの子たろうのように おっきくならねば ならねでぁ。」

子どもたちには、強く健やかに大きくなって欲しい。
『ももの子たろう』の中に生き続けている親の心や子の勢いは、清らかで軽快でした。


明日からまたいったいどんな絵本が私を待っているのか。
とても楽しみです!

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

それでは今日はこの辺で。毎日だれかの誕生日。大きくな〜れ!よい一日を。sono


ほほぎゃあ ほほぎゃあと うまれたそうな
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はてな?ふしぎな掛け声が聞こえてくるよ『ねずみのすもう』


 

*ねずみのすもう*
 大川悦生・作 梅田俊介・絵
 ポプラ社 1977年出版
 


でんがしょ。でんがしょ。

何やら遠くからおもしろい掛け声が聞こえてきます。

おじいさんがその声の方へ行ってみると・・・
切り株の土俵で小さなねずみが相撲をとっているではありませんか!

ずっと笑顔で読んでしまった昔話です(^^)


太ったねずみとやせっぽちのねずみの闘いは
もちろん太ったねずみの圧勝

よ~く見ると
なんと負けてばかりいる細いねずみはおじいさんの家のねずみで、
太った方は隣の長者様の家のねずみでした。

おじいいさんは慌てて家へ帰って
ねずみに力を付けてあげよう
おばあさんと大事にとってあったもち米でお餅を作ってあげます。

ふふふ。

おじいさんとおばあさんの真剣な餅つき、
やせっぽちのねずみのお腹がお餅でぷっくり膨れる様子、
かわいくてたまりません!

そして次のお餅には、
おばあさん手作りの赤いまわしもセットになるから、これまた愉快です。

ちゃんと二匹分、棚に置かれるんですよ。ステキ☆


大川悦生さんの楽しい再話は今までに2話ご紹介しています。
『こぶとり』『さんねんねたろう』

梅田俊介さんのやさしい色合いの絵にも心洗われます☆

それでは今日はこの辺で。餅つきの音は「ぽったんこ ぽったんこ」♪よい一日を。sono


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生きる力みなぎるダイナミックな昔話『ちからたろう』


 

*ちからたろう*
 いまえよしとも・ぶん
 たしませいぞう・え
 ポプラ社 1967年出版
 


田島征三さんの絵に飲み込まれました。

ちからたろうが金棒を突っ張って立ち上がるシーンは、
なんと絵本の下から半分以上が足

そそり立つ山のように描かれていて、
それはもう堂々とした姿!


もともとこのちからたろうは、
貧しいおじいさんとおばあさんのこんび(あか)から生まれた子どもです。

何年も口をきかずにご飯だけ食べていたこんびたろう
初めておじいさんとやりとりするシーンには笑ってしまいました。

じいさまの心の声
「くちをきくなり りくつを いいよる。
やっぱり ただの こどもじゃ なかった」 ハハハ。


口は達者で力も強く、ちからたろうと改名されて
この力がどのくらい人の役に立つかを試す旅に出ると言うちからたろう。

こちらは旅の前から勝手に親の気分です。


途中、みどうっこたろういしたろうも仲間になって
ある街にでる化け物を退治するというお話ですが、

「のっしじゃんが のっしじゃんが」

「どんがらりん」「ずいと すすみでた」

「がっきと くみあって」「ぽいと ぶんなげた」 などなど

情景表現に使われる言葉がとにかくおもしろく、
無意識に語り手になってしまう楽しさもありました(^^)

それでは今日はこの辺で。三人は村のために働き豊作!泣ける。よい一日を。sono


「のっしじゃんが」は場面によって言い方が変化!お楽しみに
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Tag: 仲間

これは大物!たいしたもんです『三ねんねたろう』


 

*三ねんねたろう*
 おおかわえっせい・ぶん
 わたなべさぶろう・え
 ポプラ社 1967年出版


渡辺三郎さんの絵、ツボです。
素朴で、力強くて、温もりがあって☆

大川悦生さんの文章は、
NHKの連続ドラマ「まれ」のふみさんこと田中裕子さんのような語り口(^^)

○○したそうな。とか
○○してつかあさいとか、おもうておったとか。

ね?どうです?

ほのぼの、ど~んとしていて、とても癒されました


「ねんがらねんじゅう ねてばっかおる、
おひゃくしょうの わかものが おった。」

これが三年続くから、三ねんねたろうです。

でもこの若者、最初から寝てばかりではなかったことが分かってきます。

元々はみんなに感心されるよく働く青年だったのですが、
働いても働いても暮らしは良くならず

そのうち病気のお母さんが亡くなり、
日照りで稲はやられて・・・寝てしまうのです。


昔の農民の苦しい生活が垣間見えながらもおもしろおかしく語られていくお話。

暮らしの中から生まれた民話であることを感じました。

突然起き上がって村のために働き出すねたろうの行動は
神がかっていますよ!

それでは今日はこの辺で。ぐったら ぐうと寝ることにします。よい日曜日を。sono


力を温存!
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Tag: 若者
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