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心配でたまらなくてなってドキドキ『なんでも見える鏡』


 

*なんでも見える鏡*
 フィツォフスキ・再話
 内田莉莎子・訳
 スズキコージ・画
 福音館書店 1989年出版
 


厳しい主人の元で働いていたジプシーの若者は
ある時、旅に出ることを決めます。


途中、出会う生き物たちはピンチのさなか。

そこをジプシーに救われた生き物たちは、

お礼にジプシーが困った時には助けに行くと約束してくれます。


ジプシーがたどり着いたのは、
世界中のものを何でも映し出すを持っている王女の国。

その国には

「王女から隠れて見つからなかった者が王女の夫になれる」

というおふれが出されていました。


王女に一目ぼれしたジプシーは、
結婚をかけたかくれんぼに挑みます(^^)

約束を交わしていた生き物たちのおかげで
簡単には見つからない場所に隠れることができるのですが・・・

もうちょっとうまく隠れることができたのでは?と思える絵もあってクスッ。

それでも最後はめでたしめでたし、
胸キュンな昔話です☆


スズキコージさんの絵は、摩訶不思議な世界にぴったり!

特に字のない見開きはダイナミックで見応えがあります。

それでは今日はこの辺で。よい一日を。sono


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テーマ: 絵本 | ジャンル: 本・雑誌

ニコニコかわいいフリスカ『ちいさなひつじフリスカ』


 

*ちいさなひつじフリスカ*
 ロブ・ルイス・さく
 かねはらみずひと・やく
 ほるぷ出版 1991年出版
 


「おひさまの まぶしい はるのあさ

フリスカが うまれました。」


最初のページは、
のどかなの丘の向うに

大きな太陽がぽかぽか。

春の光は黄色くきらきらしています。

フリスカの誕生は
みんなに祝福されているんだなあということがよく伝わってくる始まりです。


主人公のフリスカは、なかなか大きくならない
小さな羊ちゃん。

仲間にからかわれて悲しくてたまりません。

でもフリスカはめげずに
自分を大きく見せようと頑張ります。


体にをのせてみたり、

桜の木の下で花びらをのせてみたり、

仲間のをこっそりもらってみたり。

どれもうまくいかないのですが・・・

その後のストーリー展開は見てのお楽しみ(^^)


白くて丸いシンプルなキャラクターをぐっと引き立てているのは、
シックで複雑な色合いの背景ではないでしょうか。

見入ってしまいました。

訳者の金原氏はあとがきに

「何度も読み返し、読み返すうちに、いっそうひかれていくという絵本」だと書かれています。

それでは今日はこの辺で。よい一日を。sono


テーマ: 絵本 | ジャンル: 本・雑誌

ベッドの下に何かいる『こわがりのかえるぼうや』


 

*こわがりのかえるぼうや*
 キティ・クローザー・作・絵
 平岡敦・訳
 徳間書店 2003年出版
 


とっても怖がりかえるのジェロームは、
暗いところで寝るのが怖くてたまりません。

きっとこんな子はたくさんいますよね(^^)

慎重でしっかりしているところもありそうです。


ジェロームは今夜も

ドアのカギを確認して、歯磨き、
パジャマに着替えて、トイレもしっかり済ませました。

パパには本を読んでもらい、

ママにはおやすみのキスをしてもらい、

さあ、寝る時間です。

でもビクビクしてしまうのがジェロームです。


変な音が聞こえてきて怖い気持ちがどんどん膨らみ・・・。

暗闇の中に浮かぶジェロームの想像は、
この絵本を読んでもらう怖がりさんの気持ちもゾクゾクさせてしまうかもしれませんが、

大丈夫。

パパはジェロームにやさしく寄り添って解決してくれます。


時々、我が家もどこからか
トン トン トン トン トン・・・という音が聞こえてきます。

規則正しくきれいにフェードアウトしていくその音が気になってはいるのですが、

たまになので知らん顔。

ちゃんと原因を突き止めないといけませんね。

それでは今日はこの辺で。よい一日を。sono


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ほんとに なんて まがいいんだろう『まのいいりょうし』


 

*まのいいりょうし*
 小沢正・文
 飯野和好・画
 教育画劇 1996年出版
 


どんべえさんという猟師のお話です。

鉄砲が下手くそなどんべえさん。

一度も獲物に当たったことがありません。

その日も、鳥に向かって鉄砲を構えるのですが・・・

弾はあっちこっちに跳ね返って
なんとイノシシのおしりにこつん

イノシシは怒ってどんべえさんに向かってきて
木に頭をぶつけてひっくり返ります。

どんべえさんは何もしていないのに獲物がとれたことに

「なんて まが いいんだろう」と喜びます。


近くの藤づるを引っ張ればがたくさん落ちてきて、

川に落ちても
木の根と思って掴んだものがうさぎだったり、山芋が取れたり、

懐の中からはが出てくるサプライズ(^^)

そのたびにどんべえさんは

「なんて まが いいんだろう」と大喜びします!

最後の最後は
何だかやりすぎのような気もしますがご愛嬌。

いつまでもいつまでも
幸せに暮らしましたというどんべえさんの照れくさそうな顔には
こちらまで笑顔になりました。


 

瀬田貞二・再話、赤羽末吉・画の『まのいいりょうし』は、

猟師が息子の七つのお祝いのために
猟に出かけるという設定です。

表紙は、運よく収穫できた食料を体に巻き付けて
悠々と家に帰るときの猟師の姿。

『まのいいりょうし』はなんともめでたいお話です(^^)

それでは今日はこの辺で。よい一日を。sono


テーマ: 絵本 | ジャンル: 本・雑誌
Tag: 猟師

山あり谷あり地図があれば元気がでる『ぼくらの地図旅行』


 

*ぼくらの地図旅行*
 那須正幹・ぶん
 西村繁男・え
 福音館書店 1989年出版
 


楽しい地図の本がないかなと
最近いろんな本を眺めていました。

各都道府県の名前、形、
有名な山や川、ご当地モノを学習する絵本は
思っていた以上にたくさんありました☆


でもこちらはちょっと別格

地図は地図でも
2万5000分の1の地図。

シンちゃんと安井くんのけんかが原因で実行することになった地図旅行の絵本です。

その場にいたタモちゃんはけんかに巻き込まれて
シンちゃんと一緒に旅することに。

地図記号や方角をしっかり読み解き、二人が目指すは岬の灯台

電車に乗って
降りた駅から目的地までの道のりはなんと10キロ以上です。


読み応えもあるのですが、
大判の絵本に記された詳細な地図と

それに合わせて実際に見えてくる景色の広がりは圧巻です。


昔ながらの家々や看板、
田んぼに果樹園、
お寺に神社、郵便局・・・

地図記号を習った子どもたちにとっては
謎解き冒険のように感じられる一冊ではないかと思いました。

隅から隅まで
何度も何度も見返して

ぼろぼろにしてしまう予感(^^)


目的地があって、地図があっても

道に迷ったり、休憩したりしながら歩いて行く二人の姿は
なんだか人生のよう。

進めば進むほど、少年たちが強くたくましく頼もしく見えてきました。

友情もまた人生を豊かにしてくれるものですね(^^)

それでは今日はこの辺で。よい一日を。sono


テーマ: 絵本 | ジャンル: 本・雑誌
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