夜8時ごろから夜明け前の出来事『かようびのよる』


 

*かようびのよる*
 デヴィッド・ウィーズナー・作・絵
 当麻ゆか・訳
 徳間書店 2000年出版
 


よく見ると
表紙の隅に蓮の葉が浮かんでいます。

そしてその上に奇妙な影が。

正体はカエルです。

カエルたちは池からふわっと浮遊し、
丘を越えて人のいる街へ一斉に飛んでいきます。

夜空をカエルの大群が蓮の上に乗って飛んでいく様は
ホラーかミステリーかSFか?!

干してあるシーツに巻き込まれたり、
居眠りしているおばあさんと一緒にテレビを見たり。

ぐりっとした目も模様もリアルで

ニコッと笑った表情はファンタジー。


文章は時間を示すだけで絵がすべてです。

書きながらも
一体どんな話?とうまく伝えられないもどかしさがありますが、

とにかく絵から目が離せなくなる一冊です。

美しい描写と気持ち悪さの狭間で
心の中がざわつきます。


絵本のカバーに記された
意味深な文章がまたこの世界を一層ゾクゾクさせてくれますよ。

「この出来事はある火曜日にアメリカのとある街で実際におこったことです。」

次の火曜日には
また別の事件が起きるようです。

それでは今日はこの辺で。よい一日を。sono


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